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道路わきの捨てられた傘、誰が片づけるの?

道路わきの捨てられた傘、誰が片づけるの?
風雨に壊れたビニール傘。捨てないで持って帰りましょう。
間もなく、本州でも雨の季節が始まる。
雨の翌日、道路わきに、壊れたビニール傘が散らかっていることがよくある。壊れちゃったからもういらない、ってな感じで捨てられるのだろう。こういった傘、ある日気がつくとなくなっているのだが、いったい誰が片づけているのか。

東京都の「道の相談室」(建設局道路管理部保全課)に聞いてみた。
「道路には管理者がいます。それぞれの道路管理者が清掃します」
都道府県道の管理者は都道府県、区市町村道の管理者は区市町村。国道の管理者は国の場合と都道府県の場合とがある。いずれにしても、自治体が片づけを行っているのだ。あまり見かけることがないと思ったら、路面清掃作業は主に夜間に行われているのだという。

「路面清掃作業の処理量は、東京23区内都道において、21年度で月平均170トン程度です。月ごとに見ると、落葉のある秋期が比較的多くなっています」
回収するのは傘に限らない。落葉もあるし、時には動物の死骸なんかもあるだろう。東京23区には、都道の10倍以上の長さの区道があるから、ざっと見積もって月平均2,000トンが回収されていることに。これらは税金で回収・処理されるわけで、気軽に傘をポイって捨てるのは、結局、税負担として自分に降りかかることになる。多くの自治体が「もえないゴミ」として傘を回収しているので、ちゃんと家に持って帰って捨てよう。

ところで、調べるうちに気がついたのは、「東京には思ったより道路がたくさんある」ということ。
東京都が行った「東京の土地利用」という調査がある。これは、宅地、農地、道路、公園など、東京の地面がどのように使われているかを調べたもの。第1位は予想通り「宅地」で、23区の地面のおよそ6割は宅地。そして、第2位は「道路」なのだ。東京23区の地面のおよそ2割が道路。道路全部を一カ所に集めると、福島県の猪苗代湖とだいたい同じ大きさになる。

「東京都区部は、宅地と道路でできている」こう言っても、言い過ぎではなさそう。少し道路について考えてみようかと、雨の季節を前に、思った次第。
(R&S)

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2010年6月7日のコネタ記事

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