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おはようからおやすみまで暮らしをみつめるゾンビ。韓国映画「隣のゾンビ」

おはようからおやすみまで暮らしをみつめるゾンビ。韓国映画「隣のゾンビ」
DVDパッケージ兼劇場ポスター。低予算かつゾンビ映画ながら2009年の韓国プチョン国際ファンタスティック映画祭にて2冠を獲得するなど、韓国でも評価が高かったそうです。(C) Kino Mangosteen-All Rights reserved.
個人的に待ちに待っていた韓国のゾンビ映画「隣りのゾンビ~The Neighbor Zombie~」が池袋テアトルダイヤでゲリラレイトショー公開中だ。ゾンビの発生から収束、さらにその後までを描いた6つの短編からなるオムニバスで、ゾンビしばりの「世にも奇妙な物語」をイメージしてください。

当初はDVDが9月に出るという話だったけど突然12月に延期になって、なんかトラブル? と思っていたところにゾンビ店長のツイートで劇場公開を知って、深夜だったから小さくガッツポーズをした。何で待ちに待ってたかというと、サイトに書いてあったあらすじが「ゾンビから隠れて立て籠もる」ではなく「ゾンビを隠して立て籠もる」だったからだ。

「ゾンビから隠れて立て籠もる」はバリケードの向こう側にゾンビがいる。バリケードは破られるかもしれないけど、敵はゾンビだけ。シンプルだ。
一方、「ゾンビを隠して立て籠もる」はバリケードのこちら側にゾンビがいる。恋人とか親とか、一緒に暮らしていた親しい人間がゾンビになったからだ。

向こう側にいるのは人間。ただし、ゾンビを切り捨てようとしている多数派の人間だ。見つかったら親しい人間だったゾンビは殺される。しかし当のゾンビはかくまわれているのもおかまいなしにこちらを食べようと狙ってくるから、人間とゾンビの間に板挟みになってしまう。

いままでのゾンビ映画でも「ゾンビを隠して立て籠もる」人は出てきたけど、すぐに隠してたゾンビにやられて「もうそれはあなたの知ってる人じゃないのに」とバカにされたり、警察か軍隊に踏み込まれて「そんなにかばいたいならお前もゾンビにしてやろうか!」と怒られたり、足手まといのチョイ役扱いで、じっくり描かれたのを観たことがなかった。だから、とても楽しみだったのです。そして「隣りのゾンビ」は期待に応えてくれた。

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2010年11月4日のレビュー記事

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