エキサイトレビューのライターはスカイプのチャットで原稿のネタ出しや、相談をしている。基本的に深夜のほうが人が多いんですけど、昨日(12月2日)は昼間から、なにやら盛り上がっていました。


よくわからない話題のときは黙って見ているのが俺の中の掟。
「スペース」や「サークル参加」という単語が飛び交っていたので、そろそろ年末だし、冬コミの話かなと思ったら、どうやら12月5日に行われる第11回文学フリマというイベントの話らしい。
しかもかなりの数のエキレビライターが参加表明している!

文学フリマ……? そう言えば前にたろちんが出るだの出ないだのって話していたな……。
これだけみんな参加するということは、相当大きなイベントなんだろう。気になったのでエキレビ編集担当のアライユキコさんに、文学フリマって主に何をやっているところなんですか? と聞いたところ。「文章版のコミケみたいなもんだねー」という返事が返ってきた。

イラストや漫画を描いている人も多少いるみたいだけど、メインは小説や書評、コラムや評論といった文章もの。コミケのような同人即売会とは違って、二次創作系やBLものは少ないらしい。
そりゃそうか、二次創作があるんだったら「プリキュア」の本もあるだろうし、俺が知らないわけはないなー。

公式サイトを見ていると、なんと会場が大田区産業プラザPiO!
ここいつも同人イベントで行っているところだー! いつもここでプリキュアの本買ってるんだよー。なんか急に親近感が湧いてきた!


今回の文学フリマは、かなりの数のエキレビライターがサークル参加をするので、公式サイトにある参加サークル一覧から順番に紹介していこう。

・A-20 「電書部」
畑菜穂子さんが出店。
「電書部技術班/シーズン2」(四姉妹編集)や、電子書籍関連のものをいくつか販売するとのこと。

・B-20 「電書部BLACK」
電子書籍会のドン、米光一成さんが参加。「長嶋有ロングインタビュー」や「電書雑誌よねみつ2011年全予約」のほかに、衿沢世衣子さんの「27才」、ゲーム実況を題材にした漫画「実況漫画」などを対面販売。

・H-20 「U-cafe出版事業部」
作家の乙一さんも参加している総合創作同人誌やユーストリーム企画を取り扱っているそうです。このスペースでは、たろちんが自分の本を売ろう売ろうと待ち構えています。

・U-01 「松恋屋」
ミステリー系書評家の杉江松恋さんが、翻訳ミステリーサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」内で派生したコンテンツを配布。電子書籍にも挑戦予定だそうです。

・V-02 「とみさわ昭仁事務所」
とみさわ昭仁さんが、ブログ「「蒐集原人」を定期刊行するプロジェクトの第一弾として「蒐集原人1号」を発表。娘さんの本「ぶっくらんど2」もあります。V-01「Bootleg」やV-03「小学生映画日記」にも寄稿しているそうですよ。フーターズ原稿はあるんでしょうか。

・V-20 「書評王の島」
豊崎由美さんのミニコミ誌。
エキレビ編集のアライユキコさんがなんと、プリキュア文学賞を創設したそうです! 気になる! 米光さんも杉江さんも参加していますよ。

・イ-01 「bnkr」
漫画家うめさんの『青空ファインダーロック』を公認でパクって小説化して「bnkrR」に収録! この本にはtk_zombieさんも参加しています。スペースナンバーが「イ-01」なので「いの一番に来た」と伝えるとポストカードがもらえるそうです。ええ、ダジャレです。

・エ-38 「Culture Vulture」
近藤正高さんが、今月15日に発売する著書『新幹線と日本の半世紀』の告知チラシを配布予定。スペースの場所は「『エ』スケーイー(SKE)48より10少ない、で覚えてください」だそうです。

・エ-22 「平山悠」
「ゲーム批評本・ゲタクvol.2」でサンシャイン牧場とソーシャルゲームについて香山哲さんが書いていますよ!


ということで、総勢10人ものエキレビライターが文学フリマに集結します! お通りのさいはぜひぜひよろしくお願いします! 僕も応援しに行きたいところなのですが、日曜日はプリキュアイベントがあるので、イベント会場からみなさんのことを思っております! 次回はエキレビサークルとして参加したいですね。(加藤レイズナ)
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