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40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」の物語 【後編】

40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」の物語 【後編】
『1坪の奇跡』(稲垣篤子/ダイヤモンド社)。「まだまだ通過点」という「小ざさ」社長の稲垣篤子さん、表情やたたずまいがなんとも素敵です。
「40年以上行列がとぎれない吉祥寺「小ざさ」の物語 【前編】」より。

書籍『1坪の奇跡』は、吉祥寺の和菓子店「小ざさ」社長・稲垣篤子さん、78歳にして初めての著著。「小ざさ」への「羊羹」と「もなか」へのこだわり、創業者の父親から受け継いだものづくりの修業の日々、「小ざさ」とともに歩んできた道、工場で働く人たち、そして「小ざさ」への想いが綴られている。

本書では、「『小ざさ』ってそうだったのか!」「こんな取り組みをやっていたのか」と驚かされることが多い。

びっくりしたのが、羊羹を手に入れるのに「家族も従業員も列に並ぶ」ということ。「1本くらい」となってしまいそうなのに、「お客様を裏切ることにつながる」と、社長の旦那さんでさえも同じ条件で並んでもらうのだという。

本書によると、もともと、創業者である父親の伊神(いかみ)照男さんは1931年から「ナルミ屋」という菓子店を営んでおり、お客さんもついて評判のお店だったという。戦時中にお店をたたみ、戦後の1951年に「小ざさ」を創業。組立式の屋台でのスタートだった。畳一畳分のスペースしかない屋台で、稲垣さんは朝8時から夜8時まで365日休みなく店頭に立って懸命に働いたという。「小ざさ」が現在の場所で開店したのは1954年から。

ここですごいと思ったのが、「小ざさ」の開業にあたり、「ナルミ屋」の屋号を使わなかったこと。自分だったら知名度を利用して……なんて考えてしまいそうだけど、父親の「品質でお客様にきていただくようにしなければならない。だから、昔の名前は使ってはいけない」という言葉が心に響いた。ここから「羊羹」と「もなか」のみを売るようになったのだという。

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