スラックラインの競技人口は増えているんですかね~? という質問に店長さんは、「確かに増えていますね。ここ1年ぐらいでかなり広まりました」とやはり流行の兆候を感じているそう。
もともとアウトドアスポーツで、クライミングのトレーニングから発祥したので、日本ではボルダリングという室内の壁登りをするジムで教えているバランストレーニングの一種。
最近の傾向は2種類に分かれていて、ひとつは集中力を高めてスポーツとしてテクニカルな技を楽しむ派。ラインの上でジャンプしたり、宙返りしたりとスキルとして技を極めていく。もう一方は、精神修行的なツールとして使い始めている派。集中力をあげるので、最近では座禅をやっているグループが採り入れたりしていたりも。
ほかにもダンスをやっている人たちの間では、音楽をかけるとスラックラインがやりやすくなる傾向があったりと、いろんなメディテーション的なトレーニングに使われてはじめているのだ。
店長さんいわく、「うちで普段やっている“朝ツナ”は、葉山公園の自然の中で、楽しんでくれればいいだけ。最初のうちは、ラインの上で歩くのがかなり難しいかもしれないがそのうちできるようになります。スラックラインは道具を揃えてもはじめにくいスポーツなのでスクールがやっている体験会に行くとかして、実際に上に乗ってみないと感覚が伝わる高さが違う」のだとか。
「逆上がりみたいにコツをつかめれば、わりとすぐにできるようになりますね」(店長さん)
ちなみに3ノットの朝ツナは終わってから、ストーブで沸かして淹れるしコーヒーがみんなの楽しみなんだとか。
この朝ツナは、葉山海岸で隔週金曜早朝に開催されている人気のイベント。
爽やかそう! カシハラも、行ってみたい~。……けど絶対、早起きできないな。
(カシハラ@姐御)