ネットとかもっといろんな記事が読めるのになー。
でも、勉強する根性はないなー。
でも、読めるといいなー。
でも、ムリだなー。
と思っていたが、ああ、一縷の希望が。
そうです、ぼくたちにはコンピュータがある!
コンピュータが助けてくれれば、スラスラとはいわないが、ノタノタと読むことができる!
辞書が電子化して、検索が楽になって、以前よりよっぽどはやく英文が読めるようになった。
っても、辞書ひいてもわかんないときもあるけどな。
でも、でも、そして、いまや、もっと楽に! もっとスムーズに!
なぜなら、iPhoneアプリ「Ruby Reader」が現れたからだ。
「Ruby Reader」すごいです。
辞書を引く手間すらも省略しようというアプリ、どんだけものぐさだよ。
でも、うれしい。
「ルビ振り」ボタンを押すと、英単語のうえに日本語訳がルビで現れる。
辞書いらず!
使い方を説明しよう。
トップ画面のNewPageボタンを押す。
するとネット記事が表示される。
英文記事をさがす。
たとえばThe Japan Timesを検索。
全部、英語だ!
ぎゃー!ってなるけどだいじょうぶ。
ルビ振りしたい範囲をタッチして指定すると、日本語ルビが振られるのだ。
ルビ振りに使われる辞書は、
「ロングマン英和辞典」(約10万語)!
しかもスライドバーを左に動かすと、英文の一部がぼんやりと消えていく。
なんと! 重要語句のみを残して、他の単語が消えていく機能だ。
これで、飛ばし読みのコツをつかめるかもしれない!
さらに、なんでもかんでもルビ振ってたら、ちょっとウザい。ルビおおすぎ。じゃま。
って思う人は、設定で調整すればいい。
苦手(スコア:230程度)→普通(スコア:480程度)→少し得意(スコア:610程度)→得意(スコア:740程度)→とっても得意(スコア:870程度)の5段階設定で、ルビ量を調整できちゃう。
ウェブページを読み込む以外にも、Google Readerを使ってRSSフィードを読み込むことも可。
またテキストをクリップボードにコピーしてもってルビ振りすることもできる。
単語をタップすると、詳しい日本語訳が表示される。もし、もっとピントがあった訳があればそれをタップすると、ルビがチェンジする。
もう英語なんて勉強しない。
どんどん便利なアプリが出てくるだろうから、それを使いながら、どうにかこうにか読んでいこう。
それで、へっちゃらだ、英語。(米光一成)