タイ南部の避暑地、ホアヒンにある滞在型の高級ヘルスリゾート「チバソム」。滞在しながら、よりレベルの高い健康状態を取り戻すことを目的にしたデスティネーション・スパとして、世界的に有名だ。
充実したフィットネスやスパのほか、以前コネタでも紹介した「自分専用のサプリ」など、豊富なプログラムが魅力だが、実はチバソムでとくに人気が高いのが料理。チバソムの食事はすべて「スパ・キュイジーヌ」と呼ばれるものだ。
スパ・キュイジーヌとは、スパが提供するヘルシーな食事のこと。最近はいろいろなスパで提供されているが、チバソムはいわばその元祖。本来なら、タイに行かなければ食べられないのだが、先日、その味を日本で楽しむ機会に恵まれた。
7月3日~7月5日の期間限定で、東京・原宿にある松嶋啓介シェフのレストラン「Restaurant-I」にて、チバソムのシェフであるパイサーン・チーウィンシリワット氏との特別コラボレーションイベントがおこなわれたのだ。松嶋氏は、日本とフランスでミシュランの星を獲得し、フランス政府より日本人シェフとして初めて、さらに最年少で「フランス芸術文化勲章」を授与された実力派シェフである。
タイのシェフとフレンチのシェフのコラボ。一見、まったく違う2人の料理だが、
「季節の素材を多用すること、ヘルシーで軽いことなど、共通点も多い」
とパイサーンシェフ。イベントのために特別に用意されたコースでは、両シェフのメニューがバランスよく供された。
チバソムのスパ・キュイジーヌは、とことん身体にやさしい。
そんな説明を聞くと、だいぶ味気ない料理を想像するかもしれないが、実際に食べてみるとイメージとのギャップに驚く。オーガニック野菜を中心とした素材は、その持ち味を活かし、シンプルながら奥行きを感じるテイスト。ハーブによる風味づけも絶妙で、食欲を誘う。
たとえば、今回用意されたメニューのひとつ「タイ風ブイヤベース」は、松嶋シェフが店を構える南仏名物のブイヤベースをチバソム流にアレンジしたもの。レモングラス、ガランガ、ココナッツミルクを入れたスープは、パイサーンシェフいわく「タイを思い出させる味」だそうで、ムール貝やエビなど魚介類との相性も抜群。ブイヤベースの本場、フランスではバゲットにルイユと呼ばれるガーリックソースをつけて食べるのだが、今回はパイサーンシェフ特製のチリジャム(唐辛子ジャム)を使用。ボリューム感がありながら、爽やかな味わいが後を引く一皿だった。
チバソムのスパ・キュイジーヌは、いわゆる健康食といったものではなく、もはや、ひとつのグルメジャンルといってもよさそう。フレンチ、イタリアン、和食……などと並べて外食のバリエーションに加えたくなるほどだが、基本的にはチバソムでしか食べられないので、興味のある人はぜひタイへ。日本での問い合わせはチバソム・コンシューマー・サービス(電話:03-3403-5355、E-mail:c_service@kentosnetwork.co.jp)まで。
世界のベスト・スパ・キュイジーヌ賞など多くの賞に輝いているのも納得のチバソムのスパ・キュイジーヌ。いつか現地で味わってみたいものだ。
(古屋江美子)
ストレスの多い現代生活から身体をリセットするために、定期的に訪れるモデルや女優、スポーツ選手なども多いという。
充実したフィットネスやスパのほか、以前コネタでも紹介した「自分専用のサプリ」など、豊富なプログラムが魅力だが、実はチバソムでとくに人気が高いのが料理。チバソムの食事はすべて「スパ・キュイジーヌ」と呼ばれるものだ。
スパ・キュイジーヌとは、スパが提供するヘルシーな食事のこと。最近はいろいろなスパで提供されているが、チバソムはいわばその元祖。本来なら、タイに行かなければ食べられないのだが、先日、その味を日本で楽しむ機会に恵まれた。
7月3日~7月5日の期間限定で、東京・原宿にある松嶋啓介シェフのレストラン「Restaurant-I」にて、チバソムのシェフであるパイサーン・チーウィンシリワット氏との特別コラボレーションイベントがおこなわれたのだ。松嶋氏は、日本とフランスでミシュランの星を獲得し、フランス政府より日本人シェフとして初めて、さらに最年少で「フランス芸術文化勲章」を授与された実力派シェフである。
タイのシェフとフレンチのシェフのコラボ。一見、まったく違う2人の料理だが、
「季節の素材を多用すること、ヘルシーで軽いことなど、共通点も多い」
とパイサーンシェフ。イベントのために特別に用意されたコースでは、両シェフのメニューがバランスよく供された。
チバソムのスパ・キュイジーヌは、とことん身体にやさしい。
塩は使わずに味噌や醤油で味を整え、甘味には白糖のかわりにハチミツなどナチュラルなものを使う。また、ドレッシングなどにココナッツやアボカドといった植物由来の油を使うことはあるものの、調理には一切油を使わないのだという。
そんな説明を聞くと、だいぶ味気ない料理を想像するかもしれないが、実際に食べてみるとイメージとのギャップに驚く。オーガニック野菜を中心とした素材は、その持ち味を活かし、シンプルながら奥行きを感じるテイスト。ハーブによる風味づけも絶妙で、食欲を誘う。
たとえば、今回用意されたメニューのひとつ「タイ風ブイヤベース」は、松嶋シェフが店を構える南仏名物のブイヤベースをチバソム流にアレンジしたもの。レモングラス、ガランガ、ココナッツミルクを入れたスープは、パイサーンシェフいわく「タイを思い出させる味」だそうで、ムール貝やエビなど魚介類との相性も抜群。ブイヤベースの本場、フランスではバゲットにルイユと呼ばれるガーリックソースをつけて食べるのだが、今回はパイサーンシェフ特製のチリジャム(唐辛子ジャム)を使用。ボリューム感がありながら、爽やかな味わいが後を引く一皿だった。
チバソムのスパ・キュイジーヌは、いわゆる健康食といったものではなく、もはや、ひとつのグルメジャンルといってもよさそう。フレンチ、イタリアン、和食……などと並べて外食のバリエーションに加えたくなるほどだが、基本的にはチバソムでしか食べられないので、興味のある人はぜひタイへ。日本での問い合わせはチバソム・コンシューマー・サービス(電話:03-3403-5355、E-mail:c_service@kentosnetwork.co.jp)まで。
世界のベスト・スパ・キュイジーヌ賞など多くの賞に輝いているのも納得のチバソムのスパ・キュイジーヌ。いつか現地で味わってみたいものだ。
(古屋江美子)
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