で、そんな前置きをしながらも、実は今回シンガードではなく、イヌの『レッグガード』(アルファアイコン販売)を紹介したい。ただし、イヌがサッカーするためのアイテムではない。マジックテープでイヌの足に巻きつけて使うのだが、そもそも何の目的で使用するものなのか。基本的には、被毛を汚れなどから防御するもので、外からは水を通さず内側の蒸気を外に出す素材なので、夏場での使用にも最適だ。
「実際の散歩では雨が降っているときより、雨が上がっているときに散歩する飼い主が多いです。その際に困るのは、ドロ砂汚れが足の被毛の間に入り込み、洗い落とすのが面倒なこと。また、レインコートまで必要はないが、足の部分汚れ防止として使用したいというユーザー目線での提案商品です」(アルファアイコン)
なるほど、雨が多いシーズンにその効果をとくに発揮するというわけ。では、比較的雨の少ない冬場ではどうか。
「冬場の場合は、防風性のある生地を使用しているので、風を通さないので温かいです。さらに、レインドッグガードやフルドッグガードといった全身を覆う衣服と組み合わせることで、衣服内の温かい空気が対流するので防寒具としても活用できます」(同)
「雪の多い地域では、被毛にできる雪玉(毛に団子状にポコポコできる玉)防止用としても役立ちます。ちなみに、この雪玉。
毛に付着した汚れは何かと取りにくいので、なるべく汚れないようにガードするのがベターなわけですね。でも、『レッグガード』を着けたイヌが、これからサッカーをやりに行くように見えてしまうのは私だけだろうか。
(羽石竜示)