『恋と童貞』というミニコミ雑誌が密かに話題になっている。編集長に、その編集方針と作ったきっかけなどを突っ込んでみた。


答えてくれたのは、編集長の小野さん。『恋と童貞』を作り始めたのは今から2年前の2009年の春ごろ、そこから一年くらいかけて2010年7月に第一号を発行。「大学生の頃、社会学部の卒論で童貞研究を取り上げた経験があって、その中で自分のモテなかった原体験やなぜモテないのか? を研究していたんです。ミニコミを作るときに学生のときに研究した童貞をテーマにネタを集めた」と小野さん。
編集メンバーはもちろん男子ばかり。その内、2~3割が童貞ですが、中には、東大卒の高学歴童貞もいるそう。


ちなみに編集長の小野さんは? と突っ込んでみると、「自分はこの間に大失恋をしたのと機に卒業しました。仕事場の上司から北方謙三先生のように“いいから行ってこい”という命令を受けたので、そういうところに行ってきました。ただ一回だけなので気持ちは童貞のままです」と激白。

そ、そんなことが……。編集長も大変ですね。
気を取り直して『恋と童貞』というタイトルが上手いですよね~? というと「タイトルに“恋”を入れることで、恋愛に諦めていない感を出したかった」と、またまた本音トーク。

現在は好きな人はいるんですか? と聞くと、「もちろんいません。彼女を作るのはやる気次第だと思うんです。それだけ頑張るか頑張らないかの差。でも実際は面倒くさいし、フラれて痛い目にあいたくないのが本音です。今年の夏は頑張りたいですけど……」と心情を吐露してくれました。

読者層は、大学生から40~50代まで幅広く、女性も多く読んでくるのだそう。

「みんな自分とは関係ないので面白く読めるのかも」と、またまた後ろ向き発言。
いえいえ、童貞恋文などの特集はめちゃめちゃ面白かったです!
カシハラは、陰ながら『恋と童貞』を応援しますよ~。
(カシハラ@姐御)