それが何なのか気になったので、インタビューを敢行しました。峰さん、ご協力ありがとう! 前後編に分けてお届けします。
――エキレビでとみさわ昭仁さんが書いてましたけど、線がいいですよね。ジョージ秋山さんみたいで、肉感的です。
峰 ありがとうございます! 私はGペンの強弱を結構つけるようにしていて、そこは昔っぽいのかなー、と。最近の人はあまり強弱をつけないんですけど、私はそちらの方が好きなんです。
――完全なアナログ描きなんですか?
峰 線だけアナログで描いて、それをスキャンしてからデジタルで処理しています。線が良いと褒められることが多いので、デジタルでやってしまうと感じが変わっちゃうかなと思って。あとは、昔から漫画家に対する憧れがとても大きいので、Gペンを使うこととかにこだわりもあります。
――あ、もともと漫画家志望でしたか。
峰 小学生の頃は少女漫画家になりたかったんです。漫画を描き始めたころは『セーラームーン』が好きで。お話はいくえみ綾みたいなのを描きたかったんですよね。でも全然そういう話が思いつかなくて……。
――それはまた、だいぶ距離がありますね(笑)。描き始めたのはいつごろなんですか?
峰 本当に小さいころからで、小1くらいから描き始めて、小説や広告も自分で描いて綴じたりして、唯一の読者であるお母さんに渡してました。