最近インターネットで何か買い物をした時とか、家に届くまでの細かい配達状況が見れるよね。今どこの支店にあるとか、どこまで運んだとかそういうことまで見れたりする。


逆に自分が送った荷物も、伝票番号をインターネットで入力するとそういうのが分かったりするけど、伝票番号は10桁以上あって、コンピューターに向かって入力するのは少し面倒に感じることもある。

つい先日登場した「クロネコヤマト公式アプリ」は、インターネットで今まで出来ていた荷物の配達状況把握がiPhone上で出来るアプリなんだけど、伝票番号の入力を直接入力だけじゃなくて、配達の人がやってるみたいにバーコードで読み取れるのだ!

かねてから僕は、プロが持ってるあのバーコード読取機の赤いレーザーが出る感じとかが、ものすごくかっこいいと思っていた。みなさんの中にもあのレーザーに憧れてる人は少なくないだろう。プロ=赤いレーザーと言っても過言ではないと思う。本アプリもバーコード読み取りモードを起動すると画面に赤いガイド線が出てきて、それにバーコードを揃えると自動で読み取り、配達状況が分かる。もう何年も前に配達が終わった伝票でも読み取れたりするので、いつの何の伝票だったかを把握したり、単に子どもが遊んで喜ぶだけでも使える。

暗い所などではバーコードが読み取れないので、もちろん直接入力も出来る。荷物は配達状況を知って再配達をそのまま頼んだりできたり、リストアップされたクロネコヤマトの支店情報(電話番号や営業時間)がワンタッチで見れるほか、履歴を保存してメモを記入して管理したりもできる。配達状況確認は一度に5件まで可能なので、バーコード読取や数値入力をまとめて行って、一括で問い合わせ通信ができる。

今までブラウザ起動してクロネコヤマトのページに移動、ログインして荷物番号を入力、把握して支店のページに移動したり再配達を依頼、としていたのが、iPhoneアプリで使えば単一アプリ内で読み取りも支店情報表示もできるし、スマートフォンだからそのまま電話をかけることができるのも良い。そのとき荷物が「配達中」状態であれば、担当ドライバーの電話番号も出るぞ。

Android版も公開予定。
ヤマト運輸はこのアプリを「クロネコヤマト公式アプリ第一弾」としており、今後も色々なサービスが登場するようなことが書かれている。

業者とユーザーが同じシステムを共有することで、より便利なサービスになることはよくあるが、業者用の情報を開示してもらえることで楽しくなる側面も侮れない。本当はもっと細かい情報があるのに、ただ漠然と「配送受付済みです」とだけ出るとちょっとモヤモヤするけど、分かってる限り詳細を出してもらえると嬉しいし誤解も少なくて済むよね。細かく知れる分、細かい苦情も来るかもしれないけど、担当ドライバーの人とのやりとりで両者の行き違いを防げることも多い。

「クロネコヤマト公式アプリ」はこちらでダウンロードできます。ダウンロード、利用料ともに無料です。
(香山哲)
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