「希望の明るい光は何処?」
そこで、少しでも明るくなるために、東京スカイツリー型LEDライトはいかがだろう。
キーホルダーなどに付けて携帯できるアイテム『東京スカイツリー公認LEDミニランタンチェーン』(ストラップヤネクスト販売)がそれ。本物に比べて随分と可愛らしいサイズだが、暗がりになると結構役に立つ。日亜化学製の高輝度LEDが搭載されており、本体を捻ると眩しい光を発して、手元を照らしてくれるのだ。
第一印象派は塔というよりハードロックの名盤「レッド・ツェッペリン IV」の裏ジャケットにある老人が手に持ったランタンみたいである。それでも東京スカイツリーになるべく似せるため、足部分の模様などディテールに気を使ってデザインしてあるようだ。構造的には裏にリチウムボタン電池を入れ、本体とライト部分の継ぎ目のところを左に捻ると点灯、右に捻るとオフとなる仕組み。先端に付いた取り付け金具はカラビナフック仕様で、簡単にキーホルダーリングに取り付け可能。
さて、現物をお借りして試してみた。夜、暗いところで困るのはたとえば自転車のカギ穴が見つけにくいこと。さらに、夜たくさん並んだ自転車の中から自分のものを見つけ出すのも一苦労。つい最近もなかなか見つからなくて、泣きそうになった。
小さいながらも、明るさはなかなか信頼できるという感想。ただ、数メートル先を見通せるくらいの光の強さがあればなお良かったのだが。
5月22日、いよいよ東京スカイツリーがグランドオープンする。その一足先に明るくて役に立つミニチュアを持って、夜、スカイツリー界隈を散策してはどうか。
(羽石竜示)