ダックスフントやチワワ、トイプードルなどかわいい小型犬を室内で飼っている方。日ごろ、どんなケージに入れていますか。
今回紹介するケージはちょっとふつう見かけないユニークな工夫がされている。それに入れると、何と小型犬と目線が合うというのだ。

間伐材を使用したKanbatsシリーズの『ルシードケージ』(sumainu販売)がそれで、高床式になっており、飼い主がしゃがんで中を見ると、ちょうどイヌと目線が合う高さになっている。また、前後の仕切りがアクリル透明板なので、中の様子が一目瞭然、とても見通しがいい。他方、両サイドと床に使われている杉間伐材の木目模様には清潔感があってグッド。さらにさらに、ケージの下のスペースにはイヌ関連用品を収納できるのも大変便利だ。


このような高床式ケージは今まであるようでない大変珍しいものらしい。目線を合わせてイヌとのコミュニケーションがとれるだけでなく、ベビーベッドのように楽な姿勢で世話ができる。ほかにもメリットとして、掃除がしやすく、床にたまるような埃からペットを守ることができる。

ところで、材料となっている国産の杉間伐材のメリットは何か。sumainuさんに聞いた。
「使用しているのは静岡県産の国産杉間伐材です。
杉は木目がまっすぐで断熱性に優れているため、寒いときには暖かみを、暑いときには少しひんやりとした場所をつくりだしてくれます」
「食品衛生法で許可されたウレタン塗装を施しているため、防腐剤を必要とせず、水に強くてペットの健康にも安心して使用できます」
杉って木目がおしゃれなだけでなく、結構機能性にも優れているわけだ。

さて、実際のユーザーの評判はいかに?
「販売開始したばかりの製品なので乞うご期待といった感じですが、スマイヌFacebookページで紹介したところ、たくさんの“いいね!”と以下のようなコメントをいただいています」
“ベビーベッドと同じ発想ですね。床だと腰が痛くなりますから。間伐材使用というのも、自然保護的にもgoodな商品ですね!”
“あ、素敵♪ こういうのが旅先のペット可のホテルにもあるとうれしいです♪”
「木が持つぬくもりとインテリア性の高さから、興味をもたれる方が多いようです」

ちなみに、『ルシードケージ』は基本的に小型犬を飼っているエンドユーザー向け製品だが、ペットホテル、ペットトリミングサロン、ドッグカフェ、ペットと泊まれる宿(ホテル)などからも引き合いがあるようだ。さらに、「ペットインテリア」として、インテリア業界の業者からの問い合せも多いとか。

ほほぉ、このように斬新でおしゃれ、機能的なアイテムが世の中では注目されるのかぁ。
こんなケージに入れられるイヌ、ちょっと羨ましくなってきた。
(羽石竜示)