行楽シーズン本番。屋外でのピクニックやバーベキューが楽しい季節がやってきた。


前菜のサラダや食後のフルーツなど、外でちょっと何かを切り分けたいシーンは結構ある。そんなときに便利なのが「お皿まな板」。なんとこれ、切ってそのまま器になる2wayまな板なのだ。

「桜の花びらのような折り線を山・谷折りして少し曲げると、そのまま器として使えます」
と説明してくれたのは、商品を製造・販売する東京・墨田区の有限会社チバプラスの千葉さん。
「さっと拭くだけできれいになり、ゴミになりません」
もちろん、洗えば何度でも使える。

「平らで軽いので、邪魔にならず、持ち運びも楽。屋外でのキャンプや登山ハイキング、家ではホームパーティーなどで活躍してくれますよ」
イエロー、ブルー、ホワイトというキャンディカラーは見た目にもかわいらしく、食材との彩りを考えるのも楽しそう。

同商品は、墨田区が推進するすみだ地域ブランド戦略の一環である「ものづくりコラボレーション」として開発されたもの。「ものづくりコラボレーション」とは、高い技術をもつ企業とデザイナーが協力して、新たな商品を作ろうという試みだ。もともとプラスチック加工などをメインにおこなってきた同社。「お皿まな板」の素材には、一般的なまな板と同じプラスチック(PP樹脂)を使っているので衛生的にも安心。ちなみに「お皿まな板」はすみだブランドの認証制度である「すみだモダン」2011にも選出されている。


商品は2010年10月から販売中。最近では山ガールの愛用者も増え、なかには防災グッズとして利用している人もいるとか。また、高齢者にも好評だという。

価格は3色1セットで1,050円(税込)。現在はすみだブランド認証商品などを扱う「すみだ もの処」で販売中。5月22日以降は、東京スカイツリー・ソラマチ(R)の産業観光プラザ「すみだ まち処」にて販売予定とのこと。

カットしてすぐにテーブルに運べる気軽さが嬉しい「お皿まな板」。使いやすいうえに、デザインもオシャレ。1つあると屋外で食べる楽しみが倍増しそうです。
(古屋江美子)
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