数日前、10歳上の姉に「この子、可愛くない?」と差し出された1枚の写真には、かなりストライクなギャルの姿が写っていた。当然、「この子、誰?」と問い質してみたものの、速攻で返ってきたのは「私の娘」という予想外の答え。
そうか。何だかんだで、私はギャルが好きなのかもしれない。だからこそ、行ってきました! 5月10日、渋谷にオープンしたカフェ「10sion(テンション)」は、ギャルがスタッフを務める“ギャルカフェ”。
お店に足を踏み入れると、そこにはポップな色彩に彩られた空間が。ギャルらしい雰囲気の店内だな……!
ところで、どうしてこのようなカフェをオープンしようと思ったのか? 同店の林装太オーナーに伺ってみた。
「以前は広告の仕事に携わっていたのですが、その際に女性化粧品を扱う機会があり、ギャルに興味を持つようになりました」(林オーナー)
そこからギャルについて色々と調べてみると、ある事に気付いたという。秋葉原には「メイド」や「ゲーム」等があるが、渋谷にはギャルの文化があったのだ。それを発信するスポットとして、このお店は誕生した。
ちなみに、スタッフ(ギャル)の年齢層について。多くは18~19歳が占めているのだが、中には20代や高校生も在籍しているという。まさに、“テンション”の高いギャルばかりなのだろう。
ギャル:「ねえねえ、何の取材?」
私:「えっとねえ、インターネットのExciteっていうサイトの取材」
ギャル:「え、何それ? わかんない(笑)」
震えるリアクションだ。いきなり満喫してしまった。
そんなギャルたちは、それぞれ思い思いの格好をしているように見える。いかにもな派手めのカッコの子もいれば、着ぐるみのようなコスチュームを着こむ子の姿も。
私:「みんな、私服で出てるの?」
ギャル:「私服だよっ!」
お気付きだろうか? ギャルと私によるタメ語のやり取り。実は同店、“敬語禁止”なるルールが設けられているのだ。それはスタッフもお客さんも同様である。
「当初は丁寧な接客を指導していたのですが、それではオリジナリティが失われてしまっていたんですね。そこで“素”を出そうと新ルールを設けたら、そこからは水を得た魚のようになりました(笑)」(林オーナー)
私も、こっちの方がいいと思う。
そんなこのカフェには、様々な仕掛けが用意されている。実際に私も体験したのだが、まず「ハチ公(わんこ)そば」(3,000円)が面白い。
では、行きますよ? よーい、スタート! ……30秒経過したら、もう辛くなってきた。そんな時に降り注ぐ、ギャルからの激。「遅い、遅い!」、「口から出てるよーっ!」。なぜだか分からないが、頑張ろうと思った。結果、完食。なんと、11秒も残して!
「凄いじゃん、お腹空いてたの!?」(ギャル)
イヤ。空いてなかったんだけど、頑張ったよ! 私はオープン以来、4人目の完食者だったそうです。
あと、これも面白い。ギャルが振り下ろす刀(プラスチック製)を受け止めることができれば、ソフトドリンクまたはカクテル1杯&おつまみが無料になる「真剣★白刃取り」(1,500円)なるサービス。
オーダーすると、やって来たのは刀を持ったギャルとアイスクリームの形をしたお面だった。早速、ヘルメット代わりにお面をかぶると、店内のBGMが一変。そして、カウントダウンが始まった。「5、4、3、トゥー、ワン!」のコールを受け、ギャルが私に刀を振り下ろす。そして、白刃取りしようとする私。……受け止めた! ワンドリンクとおつまみをゲットです。と言うより、ギャルと遊んでるのが楽しいんだけど。
また、オムライスに“カラーコンタクトを付けて大きくなった目”をケチャップで描いてくれる「デカメライス」(1,200円)なるメニューもオススメだ。これをオーダーすると、目の前でギャルが、本当にデカメを描いてくれる。
ちなみに今日、私のオムライスに描いてくれたのは「かなつん」(19歳)。デカメ描きにおいては、同店でナンバー1のスキルを持っているとのこと。実際、スイスイとかなりシリアスな表情で描いてくれました。付け加えると、味も“昔ながら”という感じで美味しかったです。
思わず、仕事を忘れて楽しんでしまった今日の取材でした。そんな私がズキッと来たのは、ある一言だった。
「だって、男の人ってみんなギャル好きじゃん!」(ギャル)
見透かされてたか? 好きです。
(寺西ジャジューカ)
よりにもよって、私は姪っ子にほの字になりかけていたようだ。
そうか。何だかんだで、私はギャルが好きなのかもしれない。だからこそ、行ってきました! 5月10日、渋谷にオープンしたカフェ「10sion(テンション)」は、ギャルがスタッフを務める“ギャルカフェ”。
お店に足を踏み入れると、そこにはポップな色彩に彩られた空間が。ギャルらしい雰囲気の店内だな……!
ところで、どうしてこのようなカフェをオープンしようと思ったのか? 同店の林装太オーナーに伺ってみた。
「以前は広告の仕事に携わっていたのですが、その際に女性化粧品を扱う機会があり、ギャルに興味を持つようになりました」(林オーナー)
そこからギャルについて色々と調べてみると、ある事に気付いたという。秋葉原には「メイド」や「ゲーム」等があるが、渋谷にはギャルの文化があったのだ。それを発信するスポットとして、このお店は誕生した。
ちなみに、スタッフ(ギャル)の年齢層について。多くは18~19歳が占めているのだが、中には20代や高校生も在籍しているという。まさに、“テンション”の高いギャルばかりなのだろう。
……と話を伺っていたら、スタッフのギャルが姿を現した。
ギャル:「ねえねえ、何の取材?」
私:「えっとねえ、インターネットのExciteっていうサイトの取材」
ギャル:「え、何それ? わかんない(笑)」
震えるリアクションだ。いきなり満喫してしまった。
そんなギャルたちは、それぞれ思い思いの格好をしているように見える。いかにもな派手めのカッコの子もいれば、着ぐるみのようなコスチュームを着こむ子の姿も。
私:「みんな、私服で出てるの?」
ギャル:「私服だよっ!」
お気付きだろうか? ギャルと私によるタメ語のやり取り。実は同店、“敬語禁止”なるルールが設けられているのだ。それはスタッフもお客さんも同様である。
「当初は丁寧な接客を指導していたのですが、それではオリジナリティが失われてしまっていたんですね。そこで“素”を出そうと新ルールを設けたら、そこからは水を得た魚のようになりました(笑)」(林オーナー)
私も、こっちの方がいいと思う。
そんなこのカフェには、様々な仕掛けが用意されている。実際に私も体験したのだが、まず「ハチ公(わんこ)そば」(3,000円)が面白い。
これは、ショットグラスに入ったそばを1分間で何杯食べられるかを競うメニュー。計20杯を食べ切ったら完食だ。当然、そばをお椀に入れてくれるのはギャル。そして、応援してくれるのもギャル。燃えないワケがないだろう。
では、行きますよ? よーい、スタート! ……30秒経過したら、もう辛くなってきた。そんな時に降り注ぐ、ギャルからの激。「遅い、遅い!」、「口から出てるよーっ!」。なぜだか分からないが、頑張ろうと思った。結果、完食。なんと、11秒も残して!
「凄いじゃん、お腹空いてたの!?」(ギャル)
イヤ。空いてなかったんだけど、頑張ったよ! 私はオープン以来、4人目の完食者だったそうです。
取材なのにマジになっちゃって、自分でも恥ずかしいな……。
あと、これも面白い。ギャルが振り下ろす刀(プラスチック製)を受け止めることができれば、ソフトドリンクまたはカクテル1杯&おつまみが無料になる「真剣★白刃取り」(1,500円)なるサービス。
オーダーすると、やって来たのは刀を持ったギャルとアイスクリームの形をしたお面だった。早速、ヘルメット代わりにお面をかぶると、店内のBGMが一変。そして、カウントダウンが始まった。「5、4、3、トゥー、ワン!」のコールを受け、ギャルが私に刀を振り下ろす。そして、白刃取りしようとする私。……受け止めた! ワンドリンクとおつまみをゲットです。と言うより、ギャルと遊んでるのが楽しいんだけど。
また、オムライスに“カラーコンタクトを付けて大きくなった目”をケチャップで描いてくれる「デカメライス」(1,200円)なるメニューもオススメだ。これをオーダーすると、目の前でギャルが、本当にデカメを描いてくれる。
ちなみに今日、私のオムライスに描いてくれたのは「かなつん」(19歳)。デカメ描きにおいては、同店でナンバー1のスキルを持っているとのこと。実際、スイスイとかなりシリアスな表情で描いてくれました。付け加えると、味も“昔ながら”という感じで美味しかったです。
思わず、仕事を忘れて楽しんでしまった今日の取材でした。そんな私がズキッと来たのは、ある一言だった。
「だって、男の人ってみんなギャル好きじゃん!」(ギャル)
見透かされてたか? 好きです。
(寺西ジャジューカ)
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