夏になり、今まで隠し通せてた体型が周囲にバレてしまった気がする。ブクブクと醜く肥えた体のラインが丸わかり。
困ったもんだ。
しかし、全ては私の不摂生が元凶。運動不足だわ、食っちゃ寝だわ、ジャンクフードだわ……。

実はかつて、食事制限でダイエットに成功した事があるんです。でも、リバウンドしてしまった。ここらで一つ、体を動かしてボディを引き締めてみようかな? でも、問題が1つ。外が暑い。屋内でどうにかしたい。
……と悩んでいた私の耳に、グッドタイミングな情報が入ってきた。今、話題になっているエクササイズがあるらしいんです。その名も「エアなわとび」。4月27日に学研パブリッシングから発売された『楽しく回すだけ! エアなわとびダイエット』(税込み1,980円)なるムックが話題沸騰中とのこと。


っていうか「エアなわとび」とは、何ぞや? まぁ、ハッキリ言ってその名の通りです。これはなわとびの「なわ」を持たず、なわとびを跳んでいるような運動をするエクササイズのこと。
コレ、良くないですか? 例えば、ボクサーが黙々となわとびを跳んでいる場面を見たことがあるし。ダイエット(減量)目的の運動として、すごく有効な気がする。

そして、肝心なのは“エア”という要素。「なわ」が無いからこそのメリットは、予想以上にあるようだ。
例えばなわが足に引っ掛らないので、自分のペースで好きなだけ続けることができる。あと場所を選ばず、いつでもどこでも行えてしまう。天井や壁になわをぶつけることもないから、屋外でのなわとびが恥ずかしかった人も大丈夫。携帯すれば、散歩の途中や職場でもできてしまう。テレビを観ながらでもいいし、座ったり寝たまま行うエクササイズもあるようだ。

ただ、手ぶらだと今一つ気分が盛り上がらない。
負荷が低いため運動効果も上がらない。そこで、同書ではロープがつながっていない「エアなわとびグリップ」が付属されている。
「『エアなわとび』という言葉自体は、この本が発売する以前より存在していたようです。その頃は手ぶらで跳び、運動方法も普通のなわとびっぽい動きをエアで行っていました」(同社・担当者)
なるほど。しかし、同書ではパーソナルトレーナーである鋳山和裕が考案したオリジナルのエクササイズが掲載されている。体をツイストしてウエストに効かせたり、ケンケンして下腹部に効かせたり、お尻を持ち上げてヒップや背中に効かせたり……。

これは、興味深い。私も実際にやってみようかな? というわけで、実際に同書を購入し「エアなわとび」に励んでみました!
まずは、グリップに体重を入力することからスタートする。すると、エクササイズ後にグリップを回した回数と消費したカロリーが表示されるらしい。

そして、驚きが一つ。この「エアなわとびグリップ」の持ち心地が、すこぶる良くて! 試しに皆さん、手ぶらでなわとびの動きをしてみてください。とても、長時間続けられるものじゃないから。
しかし、このグリップを持つと楽しさが倍増。ヌンチャクを持っているみたいな気分になる。こりゃ、ハマっちゃうな……。

そんなこんなで、始めたいと思います。今回は、なわとびの基本である「前回し跳び」にチャレンジしてみよう。じゃあ、よーいスタート!
……もうそろそろ、いいだろうか? さあ、確認です。グリップの表示画面を見ると、私は677回もグリップを回し、74キロカロリーも消費していたようだ。知らぬ間に、結構ブン回していたんだな。

ちなみにこのエクササイズ、早い人なら続けて3週間目で体に変化が表れるという。筋トレやジョギングと違い、これなら容易に続けられると私は思うのだが。
事実、マンガ家の倉田真由美さんは3週間実践し「体重4kg減、ウエスト9cm減」を成し遂げたそう。私もあやかりたいよ。


そういや、なわとび運動なんて子どもの頃以来かもしれない。この慣れない動き、皆さんの思っている以上にボディに効いてきますよ!
(寺西ジャジューカ)
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