最近、気になるニュースを目にしてしまいました。笑いのカリスマ・志村けんの体調不良問題。

検査の結果、「異常なし」ということがわかり一安心なのだが、もはや高齢と言っても差し支えない方。くれぐれも、お体には気を付けていただきたいと願うわけです。

ところで志村けんと言えば、あのシーンが忘れられない。何度、マネしたことか。彼の“スイカの早食い”を。私の中で、柄本明氏との“芸者コント”と並ぶ2大爆笑芸。

そうだ。体調管理をするならば、スイカをもっともっともっともっと食べていってもいいのではないか? 3月27日に開催された「スイカ倶楽部」発足イベントに出席し、そんなことを私は考えましたね。

ちなみに「スイカ倶楽部」とは、日本中の“スイカ好き”が集い、より一層のスイカ文化普及に努める倶楽部活動だそう。
「『スイカが好きですか?』と問われ、『嫌いです』と答える人はあまりいなくてですね。逆に『私、スイカ好きです!』とわざわざ言ってくる人が多い位です」(スイカ倶楽部・事務局からのコメント)
この現状に、彼らは意を決する。「日本中のスイカファンがこぞって力を結集すれば、大きな力になるはず」と確信し、今回の団体発足に踏み切ったそうなのだ。


ところで今回の発足イベントでは、知ってるつもりで実は全然知っていなかった「スイカ」の真実について色々ご教授いただきました。
まず「スイカは1年中食べられる」という事実が、驚きだ。
「桜前線という言葉がありますが、『スイカ前線』というものもあります。スイカの旬の時期は、桜前線と同じく北上していきます」(スイカ倶楽部・事務局からのコメント)
ちなみにこの日は小カットサイズのスイカが出席者に配られ、これが断然甘いのです! 聞くところによると熊本産らしく、同地の主なスイカ出荷時期は3~6月だそう。今年の熊本は気候も良く、スイカも美味しく育っているとのこと。これは、嬉しい情報だな。


宴もたけなわ。ここで同団体を代表し、理事の方がステージに登場いたしました。スイカについて、楽しく説明してくれるそうです。
……なんか、どこかで見たことのある人だな。あの人、「日本唐揚協会」にいなかったっけ? あぁ、そうだ。「日本コロッケ協会」にもいた!
「どうも、八木と申します」(「スイカ倶楽部」理事・八木宏一郎氏)
なんでだよ! 3つの団体を股にかけ、全ての団体で理事を務めているじゃないですか。
秋元康や高城剛ばりのヤリ手だな?

兎にも角にも、スイカについての耳寄りな情報を八木氏にご説明していただきましょう。
「スイカには“美”の成分が詰まっています」(「スイカ倶楽部」八木氏)
皆さん、「リコピン」ってご存知ですか? そうです。トマトで有名になったやつ。美肌を損なう活性酸素を除去する、アレです。実はスイカには、トマトより多くのリコピンが含まれているらしい。
「リコピンを求めてトマトを追いかけていた方は、今年はスイカを追いかけた方が良いです。
狙い目ですね」(「スイカ倶楽部」八木氏)

続いての注目は「B-カロテン」。アンチエイジング食材である「緑黄色野菜」の条件は100g中にB-カロテンを600ug以上含有することだそう。そしてスイカに含まれるB-カロテンの量は100gあたり830ug。B-カロテンは体内でビタミンAに変換され、新陳代謝を促し、肌の老化を予防してくれます。
このB-カロテンが、スイカには豊富に含まれているらしいのです。

最後に注目は、「シトルリン」なるアミノ酸の一種。
これは、スイカにしか多く含まれていないものだそう。
「シトルリンは、むくみを取ったり、血流を良くしてくれます」(「スイカ倶楽部」八木氏)
リコピンとシトルリンが豊富に含まれている果実は、スイカのみ!

だからこそ、スイカ倶楽部では“朝スイカ”を推奨していくという。スイカにはデトックス効果もあり、その利尿作用でダイエット効果も望める。また、カルシウムも多く含まれている。
「あと特筆すべきは、カロリーがムチャクチャ低いという点ですね」(スイカ倶楽部・事務局からのコメント)
その甘さから高カロリーのイメージが持たれがちだけど、本当は低い。旗印は「“朝スイカ”で綺麗になる」!

その証明として、ご覧いただきましょうか。4000人の読者モデルが所属する「ドクモカフェ」は、“スイカの親善大使”として「スイカビューティ部」を結成! 今後、スイカの良さを全国に発信していく女の子たちが、あまりにも壮観だったんです。
「スイカビューティ部は『スイカで綺麗になる』という部活です。スイカは美容と健康に良いので、読モが実際に食べて体験して魅力を伝えていきます!」(「スイカビューティ部」からのコメント)

なるほど。今日は来て良かった。
(寺西ジャジューカ)

関連リンク
「スイカ倶楽部」ホームページ