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アメリカ人はなぜ「ギャツビー」が好きなのか?

レオナルド・ディカプリオ主演、バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』が公開され話題になっているが、実はその原作であるF.スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』が映画化されたのは今回で5回目だという。

「古くは1920年代に映画化されたものもあるんですよ、日本ではもう映像を入手することは困難ですが」

そう語ってくれたのは、日本フィッツジェラルド協会前会長、近頃『「グレート・ギャツビー」の世界 ダークブルーの夢』(青土社)を上梓された米文学者の宮脇俊文さんだ。

もはや世界的古典と言ってもいい『グレート・ギャツビー』は、一人の女性との恋を成就させるために、あらゆる手段を使って巨万の富を築き上げた男の切なくも悲しい物語だ。日本ではフランシス・コッポラ監督が脚本を手がけロバート・レッドフォードが主演した映画化が有名だが、数多ある文学作品の中なぜ『ギャツビー』だけがここまで映画化され続けるのだろうか。

「舞台となっている1920年代というのは未曾有の好景気にに見舞われ、アメリカ人が一番回帰したい思う時代なんです」

「その中ギャツビーは『過去の再現ができないわけないじゃないか』と迷いなく言います。失敗してもリセットしてやり直せるというのをイノセント(無垢)に信じているのです。その姿は経済最優先の中、失敗を繰り返しながらも進んで行く超資本主義国家のアメリカにとって希望の物語として魅力的に映るんだと思います。これからも折につけ映画化され続けると思いますよ」
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