プレゼントを贈る際に、品物に相手の名前を刻印してくれるサービスを行う「名入れギフト.com」というサイトがある。最近、このサイトが2013年3~6月に得たデータを集計した調査結果を発表した。

かくいう私(女性)は自分用に買った庖丁や万年筆にお店で名入れしてもらった経験はあるが、ネーム入りのプレゼントなんてもらったことがない。誕生日などに合わせて贈ろうと思えばある程度の時間も必要だろうし、よほどの思いがそこに込められているのだろうかと想像する。

気になる最も「プレゼントをもらえる名前」は
男性の1位は「ゆうき」、2位「ゆうすけ」、3位「さとし」。
女性の1位は「はるか、ゆき」、2位「さき、まい」、3位「ともこ、ゆか」。

反対に「プレゼントを贈る名前」の集計というのもあるそうで、
男性の1位が「ひろと」、2位「だいすけ」、3位「ゆうた」。
女性の1位は「ゆか」、2位「めぐみ」、3位「ゆうこ」。


……という結果になっており、へえ~と同名の友人知人を思い出して納得したような、そうでもないような(!?)。それにつけてもうらやましいのは、最もプレゼントをもらっている名前(=最も愛されている名前!?)の男性「ゆうき」、女性「はるか」&「ゆき」達である。

逆に最も「プレゼントを贈る名前」(=プレゼント好きな名前!?)は男性は「ひろと」、女性は「ゆか」という結果に。


一方、両方にまたがってランクインしている名前というのもあって、贈ったり贈られたりと忙しい名前は
「さとし」「ひろゆき」「だいすけ」「ゆうた」「ゆか」「あや」だったという。プレゼントによるコミュニケーションを大切にしているということだから、贈り上手は贈られ上手、ということなのかもしれない。

ところで、どんなプレゼントをどういう状況で贈っているのか。
「名入れギフト.com」にさらに詳しく話を聞いてみたところ、誕生日プレゼントが約半分を占め、結婚祝い、出産祝いなどがそれに続くらしい。

なお、人気ランキング1位と知って個人的に衝撃的だったのが、「思い出の写真で作る時計」である。
「比較的若い20代~30代の方が、交際中の相手と一緒に撮った写真を時計にして贈られるパターンが多いです。つき合って1年記念、2年記念などの記念日、中には『3ヶ月記念……』というものもちらほらとあります」とのことで、なんともリア充っぽい。

万が一、別れてしまったらこの時計はどうなるの?なんて決して考えないポジティブさ、見習うべきかも?? あと、「シンデレラの靴」というのも、男性から女性に贈る必殺プロポーズアイテムとして人気だそう。
「結婚式などで新郎が新婦に改めてこの靴を贈り、改めてプロポーズをするという演出をされた方もおり、大変盛り上がったようです」

そんなわけで、「名入れギフト.com」で人気の品を見ていても、喜ばれるのはモノというより、「思い出」や「記憶に残るストーリー」といったものなのかなあ、と感じた。

ふだん、他の人がどんなプレゼントをどんなふうに贈っているのか知る機会というのは意外と少ないもの。たまにはこういうサイトを見て感心したり、奮起してみるのもイイかもしれませんね!?
(まめこ)