『人魚姫』の生みの親である童話作家アンデルセンの生まれ故郷といえば、北欧・デンマーク。首都コペンハーゲンにある「人魚姫の像」は街のシンボルであり、有名な観光スポットにもなっている。

人魚姫の像の完成は、1913年8月23日。なんと今年は、記念すべき100回目の誕生日だった。

バースデー当日の8月23日には、デンマークを中心に世界12カ国14地域で祝賀イベントが開催された。世界各地での同時開催というだけでもレアなイベントだが、その内容が「コスプレ人魚姫」の撮影会と聞いてまたビックリ!

いったいどんなイベントなのか。日本のイベントに行ってみることに。

場所は東京スカイツリータウンの「すみだ水族館」。夏休み期間中ということもあり、イベント開始前から多くの親子連れなどが詰めかけ、コスプレ人魚姫の登場を今か今かと待ちわびていた。

ちなみに人魚姫の像は、デンマークのビール会社、カールスベア(カールスバーグ)の2代目、カール・ヤコブセン社長が、彫刻家エドワード・エリクセンに製作を依頼した作品で、モデルはエリクセンの妻。童話の中の人魚姫は、腰から下が魚だが、この像は足首近くまで人間のまま。実はこれ、モデルである妻の足があまりに美しかったので、うろこで覆ってしまうのが忍びなかったからだとか。

主催者であるスカンジナビア政府観光局のチェル・エレフセン日本代表によって、そんなエピソードが披露されたあとは、いよいよコスプレ人魚姫が登場! 会場となった大水槽前に、ボディペイントを施した人魚姫の像に扮した女性モデルが現れると、大人たちからは「わあっ!」と歓声があがり、子どもたちも「かわいい」「キレイ」など口々に感想を漏らしていた。