そのほうがすぐ使えて便利だし、それでいまのところ壊れたことはないそうだ。その後どうなったかは知らないが、意外とこういう使い方をしているユーザーもいるのだ。
でも、電源入れっぱなしで本当にPCに負担がかからないのだろうか。気になるのでPC関連会社のリンクスインターナショナルに聞いてみた。
実際、PCユーザーで「電源オン状態」で常時使用している割合は推測で何割くらいいるのだろう?
「通常のデスクトップ用途として考えれば、3割に満たないと推測します」
へぇ、でも3割弱もいるのか。電源オン状態ユーザーって。
常時電源オン状態で使い続けることによる、PCへの影響はないのだろうか?
「常に通電しているということを踏まえると、常に負荷がかかっているわけですから、少なからず電源や製品としての寿命は消耗していると考えられます」
やっぱり。そうだとなんとなく分かっていても、オン状態で使い続けることに慣れてしまった人はなかなか止められないんだよなぁ。
「基本的にデスクトップ向けのHDDは24時間の連続稼働を考慮していないものが多く、電源なども消耗品なので、使っていないのであれば電源オフにしておいた方が良いと一般的に言えます」
消耗品だから、いずれ寿命が来る。それを納得した上で割り切って、利便性重視のオン状態で使い続けるのもありなのかも知れない。ならば、あとは省電力の電源を使うことで、電気代を少しでも節約したいところではないか。