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異例の大ヒット! ドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』監督に話を聞いてみた (前編)

異例の大ヒット! ドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』監督に話を聞いてみた (前編)
『アクト』イメージ画像。魚から人が出てくる画。<br />異例の大ヒットのドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』。1960年代にインドネシアで起きた政変の際に生じた虐殺を加害者自らが出演して再現するという異色の映画。2014年4月からシアター・イメージフォーラムを皮切りに全国で順次公開
インドネシアの現代史に切り込んだ1本の映画が一部で大きな話題になっている。一部といっても、世界規模でいえばすでにかなりエポックメイキングな作品だ。ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞・観客賞を受賞したのを始め、世界各国で50以上の映画賞を受賞している。もちろん米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にもノミネートされ、アジアのドキュメンタリー映画祭最高峰である山形国際ドキュメンタリー映画祭でも最優秀賞を受賞している。

日本では4月12日から渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されると、公開2日間の興行収入記録を打ち立てた。

映画は『アクト・オブ・キリング』(以下『アクト』)。1965年のインドネシアの動乱の際に、共産主義者や中国人ともくされた人が100万人規模で虐殺された史実をテーマにした作品だ。

このようなお堅い題目の映画が注目を集めているのは、映画評論家の町山智浩さんや映画時評で人気のラッパー、Rhymesterの宇多丸さんなど映画ファンに絶大なる影響を与える人たちが絶賛しているからだけではない。とにかく面白いのだ。テーマから想像されるお堅さはなく、文字通り笑える面白さがあるのだ。

なんと虐殺を行った張本人に、劇中で本人役を演じさせ再現させているという前代未聞のことを行っている。

監督のジョシュア・オッペンハイマー氏は2001年にインドネシアで別の撮影をしている最中に9.30事件と呼ばれるこの史実以降の実情を知り、それをテーマに映画を取ることを決意した。しかし加害者側がいまだにインドネシアの権力の中心に近いところにいるため、被害者は誰も口を開きたがらない。そこで発想を転換して加害者に話を聞いてみたところ、彼らは一様に武勇伝を語るように、当時の様子を身振り手振りを交えながら再現したという。そこで「ならばその様子を映画にしませんか?」と持ちかけてできたのが『アクト』だ。

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