主人公のセリフがゲームの選択肢に元々あるという部分です。
アドベンチャーパートは選択肢を選んで進んでいきます。
例えば「爛れた都会から辺鄙な地方都市に飛ばされてきた哀れな奴だ、いわば落ち武者だ」という先生のセリフがあります。
それに対しゲームでは
「よろしく」
「……」
「誰が落ち武者だ」
の3つの選択肢が出てきます。

アニメ『ペルソナ4』では選択肢は「……」でした。ステータスあがってない状態ですし、適切でしょう。
ところが周回プレイ後を想定した『ペルソナ4ゴールデン』では「誰が落ち武者だ」を選択、しかも出会ったばかりの先生にも壇上で握手を求める豪胆さ。
その他にも、「真面目な選択肢」「冗談みたいな選択肢」がたくさん出てくるこのゲーム、『ゴールデン』アニメ版では「冗談みたいな選択肢」だけをひたすら選択し続けます。
マイペースな変人っぷりに拍車がかかりました。

『ペルソナ4』はファンの層が厚くなることで、二次創作が増えました。派生する公式のネタも増えました。メタなネタもどっさり増えました。2008年のゲームだからもう6年もたつんだもん、熟成もします。
これらのネタがどしどし盛り込まれています。
最も目立つのは、主人公が極度のシスコンだということでしょう。
二話で主人公は単車に乗って男友達とナンパに行きます。同時に女友達と買い物に行きます。
しかし彼の最優先事項はこれらではなく、お世話になっている堂島家の従姉妹、小学1年生の娘さん、菜々子と一緒に夕食を取ること。