review

ある日、家の隣に遺体保管所ができたら……日本の「火葬」が直面する壁

ある日、家の隣に遺体保管所ができたら……日本の「火葬」が直面する壁
「遺体保管所が家の隣にできてしまう」──川崎市で6月に立ち上がった問題は、川崎市だけではなく全国的に起こりうる問題だ。死は誰にでもやってくるもの。近年は「終活」などの言葉も生まれ、書籍や雑誌も多数出版されている。しかし死を扱う施設には大きな問題が残っている……。<br />(※画像は米光一成『思考ツールとしてのタロット』のオリジナルタロットより)<br />http://amzn.to/UOZxlp
「家の隣に遺体保管所ができる。毎日遺体の近くで生活することになってしまった」──川崎市で起こった問題が、各メディアで取り上げられている。7月25日にはTBS「Nスタ」、29日にはテレ朝「モーニングバード」、31日には「情報ライブミヤネ屋」でコーナーを作って放送された。
騒動の発端は、工場と住宅街が混在している地域にいきなりできた「遺体保管所」。遺体保管所とは、火葬場で火葬しきれない遺体を一時的に保管しておく施設のことだ。
住民は遺体保管所の建設を知らされておらず、説明会を要求。6月下旬に緊急説明会が行われた。
住民側の反対理由のおもなものは「(遺体が近くにある)精神的なストレス・不安」「騒音や衛生管理に対する不安」。子どもへの悪影響や、資産価値の下落を気に掛ける声もある。説明がなかったことによる反発も強い。
対して、業者側は「社会的に必要な施設」と理解を求める。また、遺体保管所の場合は近隣住人から同意を得る必要はないため、そこに関する問題はなかったとする(火葬場や墓地の場合は同意が必要だが、散骨場や遺体保管所の場合は必要がない)。
このように、業者側と住民側の意見は真っ向から対立。同意や合意を得られないまま、現在も施設オープンに向けて準備が進められている。

このような問題は川崎市が初めてではない。2011年には東京・大田区で同様の反対運動が起こった。けれど、そちらも最終的に同意や合意はなく、現在も施設は運用されている。

あわせて読みたい

レビューの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2014年8月1日のレビュー記事

キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。