リーダース研修2日目、オリエンテーリングのスタート。
ヘタレを脱却したい双葉は朝から張り切り、元気キャラの小湊くんも思いっきりハイテンションです。
洸にちょっとうんざりされてもめげません。
双葉「すぐに洸も巻き込んであげるから!」
これぐらい元気よく、明るくいるほうが、一緒にいる人だって楽しいし、自分も楽しいほうがいいですよね。
貴重な青春時代を無駄にしていられませんから!
今回は恋愛面だけじゃない胸キュンも登場するのがポイントです。
単に恋愛したいわけではなく、友達関係だって一から築いて、新しく始めたいと思っている双葉。
個性的なみんなと、楽しい思い出を共有することができるんでしょうか。
そのへんも踏まえて、第5話のみどころをあげていきたいと思います。
■田中先生のことが好きな修子の態度が乙女
第4話で、悠里は修子の違った一面を目撃しています。
それは田中先生を見つめる、恋する修子。
修子は洸の兄である田中先生が好きなんです。
チェックポイントにいた田中先生は、ミックスジュースの種類当てを担当していました。
みんなでジュースを飲みながら、中身を考えます。
今朝の田中先生との会話に気まずさがあるのか、修子はジュースを取らずに後ろでモジモジ…。
普通に分かりやすすぎる態度ですね。
双葉にも「村尾さんも考えて」と勧められても、なかなか動こうとしなかった修子ですが、
「先生の手作りだぞ」と言われてハッとします。
そしてミックスジュースを飲む───。
好きな人の手作りなら、飲みたいよね、修子!
田中先生の手作り、ということは原作にはなかったんですが、修子が飲む理由として入れたのかもしれません。
その後、修子は悠里に話しかけます。
修子「掃除のとき見たこと、吉岡さんに言っていないの?」
悠里「言って良かったの?」
その言葉に顔を赤くして、首を横にふります。
クールな女の子が顔を赤くする姿、萌えますね。カワイイ…。
双葉は自分だけが会話に入れないことに、ちょっと疎外感を感じます。
でもモヤモヤしても仕方ない、それを変えるために頑張ると前を向きます。
■ゴールへ行くのに道に迷ったのは小湊のせい
みんなの気持ちが優勝に向き、いよいよゴールを目指します。
原作では双葉が通りすがりの老人に道を聞いて、近道を行ってみるのですが
アニメでは小湊の言うことに従って進んで迷子になります。
小湊「なんだよ、俺のせいだって言うのかよ!」
ここでちょっと仲間割れっぽくなるので、道に迷った原因が小湊の誘導というほうが効果的かもしれませんね。
いつもはおちゃらけて元気な小湊も、本気でイラ立ち、悠里は不安になってしまいます。
悠里「むやみに歩き回って大丈夫かな…。
このままここで先生たちが探しにくるのを待ったほうがよくない?」
そんな悠里に洸は優しく声をかけます。
洸「日があるうちは行けるところまで行こう。
で、完全に暗くなったら、槙田の言うとおりそこで待機しよう。それでいい?」
しっかりと悠里を見て、確認を取る洸。
悠里の意見も取り入れて行動するから安心して、というサインですね。
乙女心のワンポイントとしては、不安が安心に変わったとき、女子は揺れますよ!
こういう言葉ひとつで、心に入り込んでいくこともあります。
男子はぜひとも女子を安心させてあげましょう。
■できない女子をフォローしながら、さらに褒める洸
暗くなる前にゴールへ近づこうとする5人。
途中、川を渡ることになります。
洸は足をすべらせる双葉の手を取った後、川の途中で渡れなくなった悠里を助けにいきます。
双葉だけに優しいわけじゃないところも、またまた憎いんですよ、洸ったら!
洸「槙田!ほら、手!」
悠里「でも怖い!」
洸「いいから、こっちこい」
洸の手をつかむ悠里。
悠里「あーー落ちる!落ちる!」
洸「できたじゃん」
ハッとして洸を見上げる悠里。
洸「いまの感じでいけば、大丈夫」
助けに行くだけじゃなくて、この褒めるってところがポイント高い!!!
そりゃ、悠里の顔も赤くなりますね。
おお…?これはまさか…?
■ちょっとの変化に気づく洸って、本当は優しい
双葉は足をすべらせたときに、足を痛めてしまったようで、
一番後ろからゆっくり歩いていましたが、洸がすぐに気づきます。
洸「おまえ、足痛いんじゃない?」
女の子のちょっとした変化に気づく……!またもやポイント高い!
そして足を痛めた双葉をおんぶすることに。
双葉「ずっしり(重い)だよね?やっぱ歩くよ!」
洸「いいんじゃん。ずっしりしているほうが、ちゃんとココにいるって感じがして」
自分がココにいていいって言われているみたいで、イヤな気しないな……。
あったかい洸のニオイがする。
まーた、ニオイフェチ双葉!
■女の友情にも胸キュン
「アオハライド」は恋愛要素だけじゃなく、友情だって重要なんですよ。
夜、布団の中でおしゃべりをする悠里と双葉。
双葉は、悠里と修子が何を話していたのか聞こうとしますが、途中でやめます。
自分から入り込むのは…違うと思ったのです。
でも一人になるのは、怖い。仲間はずれになっているのかも、という不安があるんです。
悠里は双葉の不安に気づきます。
でも修子のことを勝手に言うような子ではありません。
悠里「双葉ちゃん、私ね、いままでひとりでいたけど、寂しくなかったわけじゃないんだ。
双葉ちゃんが話しかけてくれたとき、私がどんなに嬉しかったか分かる?
だから、私が双葉ちゃんをひとりにすることは絶対にないよ」
双葉「私も!私もひとりになったときの気持ち、知ってるから。
私は悠里のそばに、何があってもいるから」
手を握り合うふたり───。ふたりの心が通じ合い、固い絆が生まれた瞬間。
双葉も悠里も照れながら、本心を打ち明けたんです。
青春って恋愛だけじゃないよね!
うわべだけじゃない、本音を出しあった女の友情は捨てたもんじゃないっ。
■自分の上着を黙って貸しちゃう。そしてずっと着ている双葉
夜中、水を飲むために起きた双葉は、外で日の出を見ようとしていた洸に声をかけます。
洸「冷えるから、それ着ておけ」
双葉「でも洸は寒くないの?」
洸「いいから」
上着、貸してくれるのってすごく嬉しいんですよ!
しかも一度部屋に戻って、修子と悠里を呼びにいったのに上着を持ってこなかった双葉に対しても、
洸は「そのまま着とけ」と言います。
もうかなりのご褒美です!
私に着て欲しいのかな、って思っちゃうじゃないですか。
そこへ小湊も加わり、5人は日の出を見て、笑いあう。
いつか、同じ温度の楽しい思い出になるように……。
小湊「この言葉気に入った、青春って感じじゃね?!」
ほんとに青春だな〜。学生時代、友達と日の出を見ることなんて、なかなかないよ?
■洸の優しさに気づく双葉、そこに届いた1通のメール
双葉は今の洸を見つめはじめます。意地悪なのは口だけで、本当は優しいこと。
あの頃の洸じゃなく、声も背も変わった、16歳の洸を知ってしまった。
私の胸がドキッとしたのは…、16歳の洸。
私は洸のことを……。
そこへ1通のメール。差出人は悠里だった。
「あのね…私ね…。馬渕くんのこと好きになっちゃった……!」
何ですとーーーー!?
友情を確かめあったばかりの2人だったのですが
ここにきて、好きな人がかぶる、という緊急事態に陥ります。
まあ、悠里が洸を好きになるフラグはありましたね。
意外ではなく、好きになるべくしてなったようなものでした。
悠里との固い友情を誓ったばかりの双葉は、気づきかけた洸への気持ちをどうするのか?
悠里の好きな人を好きになってしまうことは、悠里を裏切ることになってしまうのか。
女子らしい女子、悠里は洸へどんなふうに接していくのか。
双葉も立ち止まっている場合じゃないんですが、果たしてどうなる?今後も目が離せません!
(小林美姫)