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「驚くことに『進撃の巨人』にそっくり」使徒が人を食う「エヴァ」幻の劇場新作を庵野秀明が語る

       
「トップ」を経験した庵野は、完全燃焼して疲れ切るとともに、監督としての自信を持つ。

「この内容を三カ月で作れたことが、自分としてはとてもよかったんです。宮さん(宮崎駿)が『カリオストロの城』を6カ月で作ったのと同じ意味で。……宮崎さんのすごさは、クオリティコントロール。『いやー、それくらいでいいんじゃない…?』じゃなく、『この場面はこれでいいんだ!』と言い切る力がすごい。全部責任を持って断言している」


■投げ過ぎて肩を壊した「ふしぎの海のナディア」

「トップ」の終了後、ガイナックスからすこし離れたいと思っていた庵野。しかし、TVシリーズの「ふしぎの海のナディア」(1990年)の監督をやるはずだった人物が降板してしまったため、お鉢が回ってきてしまった。

「『庵野お前、トップをねらえ!でいくら赤字を作ったと思うんだ?』と言われたら断れませんよ。赤字だったから引き受けたんです」

引き受けたときにはすでに、シリーズ全体のプロットも脚本も決まっていた。NHK側のリクエストは「脚本の通りにやってくれ」。しかし、「脚本のとおりにやったら面白くならない」と感じていた庵野は賭けに出る。

「プロットは残して、ディテールやキャラクターを貞本義行と前田真宏の3人で書き直した。NHKに相談する前に東宝に『売れるものに直しますから、ついてきてください!』と外堀埋めに行きました。そのあとプロデューサーの前に絵コンテを置いて、『この絵コンテでいいならやる、ダメなら監督を降りる』と判断を迫ったんです。……ずるいのは、もう今から監督を変えて絵コンテを書き直させている余裕がないタイミングでそれをやったことですね(笑)」

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2014年10月28日のレビュー記事

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