Berryz工房からバトンを受け継ぐ。モーニング娘。'15が「映画プリキュアAS」主題歌＆声優に挑戦

3月14日から公開される「映画プリキュアオールスターズ　春のカーニバル♪」。映画のメインテーマをモーニング娘。'15が担当することが発表された。
歌う曲は「イマココカラ」（作詞・青木久美子、作曲・高取ヒデアキ）。


モーニング娘。といえば、去年道重さゆみ卒業コンサートで遅ればせながら魅力に気づいたグループ（当時は'14でした）。
好きなもの（プリキュア）と好きなもの（モーニング娘。'15）が同じ作品で楽しめるのは嬉しい。
しかし、リリースに気になる一文が……。

「１２年目を迎えたプリキュアの映画で使用する楽曲をアーティストが歌うというのは初めて！！」

あれっ、Berryz工房は！？

Berryz工房は2013年の「映画プリキュアオールスターズ　NewStage2　こころのともだち」で応援歌を歌っている（関連記事）。今回のモーニング娘。'15とBerryz工房の参加はどのように違うのだろう？
ポイントは「プリキュアの映画で使用する楽曲」という部分か。東映の広報さんに質問してみた。

「今回は、本編でプリキュアたちが歌っている曲『イマココカラ』を、改めてエンディングでモーニング娘。'15さんに歌っていただいています。こういう形でアーティストさんに参加していただくのは、プリキュアシリーズで初めての試みになります」

劇中の「イマココカラ」のダンスシーンはすでに公開されている。
→「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」主題歌「イマココカラ」ダンスムービー

確かに「NewStage2」は、プリキュアとアーティスト（Berryz工房）が同じ歌を歌うことはなかった。そういう意味での「初めて」ということなら納得。
「一緒」は歌だけではない。エンディングのダンスにも参加するとのこと。そういえば先だって声優参加が発表されていたオリエンタルラジオの2人も「ダンスを踊った」と言っていた。そのうえ、「５大都市(東京、大阪、名古屋、北海道、福岡)で募集した子供たちのダンス」も一緒に流れる！
今年のオールスターズ映画は、今まで以上ににぎやかなものになりそうだ。

どうして「映画プリキュア」にモーニング娘。'15が参加することになったのかも聞いてみた。
「プリキュアは10年以上続いているシリーズなので、モーニング娘。'15さんの世代とちょうどあてはまるんです。それと以前（同じくハロー!プロジェクトの）Berryz工房さんと一緒にやったご縁もあって、お願いしました！」
Berryz工房は3月3日をもって無期限活動停止をする。けれど、Berryz工房はモーニング娘。'15にしっかりバトンを渡したのだ。

モーニング娘。'15は、今回の起用を受けてこのようにコメントしている。
「子供の頃に大好きだったアニメの曲を歌えるなんて夢のようです！しかもメインテーマの『イマココカラ』を皆で歌って子供たちと一緒に踊ったりするなど、最後まで楽しめるので、是非劇場に見に来てくださいね！実は、劇中にメンバーが考えたキャラクターも出演しているので、よく観て探してみてください！」

メインテーマだけではなく、飯窪春菜、石田亜佑美、小田さくらの3人は妖精キャラとして声優にも挑戦する。




（青柳美帆子）