
ドンドン行きます。続いての設問は「勉強の合間にすると、勉強を再開した際に集中できる息抜き方法はどれですか?」。
こちらでのトップ3は、「お菓子を食べる」(42.5%)、「寝る」(34.7%)、「テレビを見る」(33.7%)でした。「友達とのLINE」(24.6%)や「友達や家族との会話」(22.3%)といった他者とのコミュニケーションよりも、食欲や睡眠欲の解消や、「テレビを見る」といった娯楽の方が上位となった模様。

さて続いては、こんな設問で“新時代”の現実を知りたい。「学校の授業以外で勉強する時、よく使用するものは何ですか?」。
ここで最も多かった回答は「書籍(参考書・教科書)」(56.4%)で、次いで「パソコン」(53.6%)、「スマートフォン」(26.1%)という結果になったようです。
この辺もうちょっと突っ込んで、学校種別で集計してみましょう。結果、中高生の1位は「書籍(参考書・教科書)」(中学生57.9%、高校生55.8%)であるのに対し、小学生は「パソコン」(55.0%)となっています。また、中高生のトップ3 には「スマートフォン」がランクインしていますが、小学生は「スマートフォン」ではなく「タブレット端末」が入っています。
勉強におけるITの活用は、デジタルネイティブ世代の中でも年齢によって違いが表れていることが浮き彫りとなりました。

さて。デジタルネイティブ世代の現状について、もっと探りを入れてみましょうか。「『紙教材』と『デジタル教材』、あなた自身が勉強しやすいと思うのはどちらですか?」。結果は「紙教材」が49.3%で「デジタル教材」が48.6%。なるほど、ほぼ半数ずつのようです。