【覚えてる? 謎の生物「ファービー」】
1998年にアメリカで発売されたファービーは、翌年に日本でも発売されました。大きい目、ふさふさの耳、くちばしのような口が特徴的。色もシンプルなモノから、ド派手な紫色やヒョウ柄など様々でした。
最初は「カートュルー ウーナイ(大好きだよ!)」などという独特の言語でしか話せません。しかしファービーの体にはセンサーが内蔵されていて、撫でたり、抱っこしたり、食べ物をあげたりすると、だんだん人間の言葉を話すようになってくるのです。お世話をすると、それに答えるように動いてくれます。喋ったり、耳を動かしたり、体を動かしたり……。最初は楽しくて、一生懸命お世話したな~。
【ファービーにまつわる怪奇現象 夜中に突然……】
暗くすると眠ってしまうファービーですが、なぜか真夜中に「ファ~ネムイヨー!」という声が聞こえてくることもありました。何かの振動で反応してしまっただけなのでしょうが、鳥肌モノです。ファービーの怪奇現象、こんな有名な話がありました。
「ナデナデシテー」としつこく言うので マッサージ器を当てて、たくさん撫でてあげた。すると「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファー」と鳴きだして、うるさいから首元を横から思い切りチョップしたら「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った……
ネット上では、もはやネタとしか思えない多くの怪奇現象がコピペとして広く語られています。もちろん信じるか信じないかはあなた次第です。
【再発売! 進化したファービー】
思ったよりも成長しないなどの理由で、だんだん世間から忘れ去られていったファービーですが、なんと2012年に再発売されています!
新型ファービーは、目が液晶。ハートになったり、怒ったりと表情が豊かです。なんといっても驚くべき進化は、アプリとの連動。様々な食材を組み合わせてバーガーをつくり、口に向かってシュッとスワイプすると、モグモグ食べて「オイシー!」と反応してくれます。時には気に入らずに吐き出すことも。また、育て方によって性格がチェンジしていく面白さもあり、格段に可愛くなりました。
永遠の愛されキャラ「ファービー」で、もう一度遊びたくなった人もいるのでは。ぜひ、みなさんも新しい「ファービー」で遊んで昔を思い出してみては。
「ファービー 日本語版 ミントドロップ」
