
高知に行って驚いたことといえば、モーニングが多彩で変わったメニューが多いことです。
名古屋のモーニングは量が多くて有名だけど、高知にも知られざるすごいモーニングが!
味噌汁がついていたり、メニューにピザトーストがあったり、カレーがあったりと別にモーニングじゃなくてもいいんじゃ……というメニューまで。いったい他と何が違うのか地元のグルメサイトのモーニングページ担当にお話しを伺いました。
なぜ高知のモーニングは量が多いのか?
いったい高知のモーニングはどこが違うんでしょう? と聞いてみると、「味噌汁があったりパンとごはんがいっしょに出てくる。コーヒーがあっても味噌汁が一緒にくる。ほかでは違和感がありますが、高知ではむかしからトーストと味噌汁が一緒になるモーニングはよくあったんです。高知では特に須崎とか宿毛にいくとボリュームがランチ並にあります」とのこと。
そこで地元の人に聞いてみたところ、「須崎や宿毛は漁師町。漁師は朝2時や3時から漁に出るので、ひと仕事終えた人がモーニングを食べにくる。そのため須崎や宿毛ではお腹のすいた漁師向けにボリューム満点のモーニングになった」という説があるそうです。
ほかの高知出身の人によると、「高知市内はともかく、他の地区ではたいていの飲食店は9時に閉店するため、朝のほうにボリュームが偏ったのではないか」とも。
ほかにも「とにかくみんな朝が早いのでふつうの人でも4時や5時には起きている。だからモーニングがガッツリないと物足りない」という意見も。それも一理ありますね。