老若男女問わず人気の高い動物といえばペンギン。涼やかな姿が動物園や水族館などでも人気だが、そういった施設以外でも間近でペンギンを見られるスポットがある。


都内唯一! ペンギンと触れ合えるバーに行ってみた
ペン太、ピー子、てっぺいの3羽に加えてニューカマーの女の子の計4羽のケープペンギンたちが出迎えてくれる池袋「ペンギンのいるBAR」。お客さんが入店すると、最初は大人しいが慣れてくるとガラスの仕切り近くまで寄ってきたりと人懐こい。

池袋駅西口から徒歩約8分のダイニングバー「ペンギンのいるBAR」には愛らしい4羽のペンギンがおり、連日お客さんでにぎわっているそう。8月中旬に改装を終えたばかりのお店にお邪魔してみた。

壁面にペンギンのグラフィックが描かれていたり、ペンギンモチーフの雑貨などもディスプレイされた店内は、1つずつのシートがゆったりと配置されていて、ついつい長居したくなる感じだ。
この日は平日だったのだが、18:00のオープンと同時にカップルや女子グループが来店。そしてお客さんが入ってくると、最初は大人しかったペンギンたちもプールに飛び込んだり、ガラス越しにお客さんに愛嬌を振りまいたりと動きが活発に……!
都内唯一! ペンギンと触れ合えるバーに行ってみた
大きな看板&ペンギンのマークが目印。広々とした店内にはペンギンのアートやグッズなどがあちこちにディスプレイされていて、ペンギン探しをするだけでもかなり楽しめる。


ペンギンのひなのようなおしぼりアート


席につくとまずおしぼりが出てくるのだが、これがペンギンのひなをイメージさせる形でなんともキュート。スタッフが1つ1つこのおしぼりアートを、多いときには1日300個近く作っているのだそう。ペンギンをイメージしたお店自慢のフローズンカクテルを頼んでみた。

都内唯一! ペンギンと触れ合えるバーに行ってみた
ペンギンのひなのようなフォルムのおしぼりアートは、おしぼりの角をくちばしに見立ててたたんでいくのだそう。ペンギンをイメージしたビジュアルの「ペンギンBARのオリジナルフローズンカクテル」(1000円税抜)は、ココナッツ風味でパイナップルジュースなども使ったさわやかな甘味。


フードメニューはバラエティに富んでいて、鉄板焼きがイチオシ。写真のオマール海老などのほか、A3ランク和牛のサーロインステーキやヘルシーな焼き野菜プレートなども味わえる。
女子会に欠かせないスイーツ類には、まだ試作段階だがペンギンのパンケーキなどもあるのだそう。これまた、かわいい……!
都内唯一! ペンギンと触れ合えるバーに行ってみた
オマール海老(1尾2980円税抜)などの鉄板焼きは絶品。「Lovelyトマトサラダ」(900円税抜)など、華やかな盛り付けのメニューも目を引く。キュートなペンギンパンケーキはまだ試作段階で、時折サプライズで登場することがあるのだとか。


ペンギンに直接餌やりができる


さてこのお店で人気のイベントが、連日19:00頃~の餌付けタイム! 店内のお客さんが1人ずつ、小魚をペンギンたちに直接あげられるので大好評だ(※料金は無料)。
餌をあげる時のコツは「ペンギンの顔の前に餌を持っていくと身を乗り出してきて危ないので、必ずペンギンの頭の上に持っていってあげる」ことだそう。
都内唯一! ペンギンと触れ合えるバーに行ってみた
マメアジという小魚をペンギンたちにプレゼントするこの餌付けタイムは大盛り上がり! スタッフの説明を受けたあと、店内のお客さん全員が参加できる。ペンギンたちの頭の上から魚をぶら下げるように持って行くのがあげ方のコツ。


同店店長さんによると、
「フードはイタリアン中心にそろえていまますが、沖縄の那覇市に本店がある関係で、本場の味わいの沖縄そばなども出しています。
ドリンクは100種以上あるカクテルが自慢ですね。2013年9月にオープンしたんですが、特に女子会やデートに使っていただくお客様が多いです。ペンギンたちはスタッフ全員で世話をしていますが、やはり生きものですから何かと大変ですね。羽の生え変わる換毛期に入った子はバックヤードで休ませるなど、体調管理には気を使っています」
とのこと。

水族館や動物園のペンギンたちに比べるとかなり人懐こい同店の看板ペンたちに会いに、わざわざ遠方からやってくるペンギンマニアもいるのだとか。

お店は週末を中心に混みあっているそうなので、ペンギンたちに確実に会いたい人は予約をおすすめ!
(古知屋ジュン)