91年のフジテレビ『結婚の理想と現実』、93年の日本テレビ『大人のキス』など、なんだか自身を重ね合わせるドラマを始め、90年代には多くのトレンディドラマに出演し人気を博したが、どちらかというとその活躍の場はドラマよりもワイドショーにあったのではないだろうか?
本当は言ったの?言ってないの?「不倫は文化」発言
石田純一といえば、いまだに語り継がれるのが「不倫は文化」発言。
96年の秋に女優・長谷川理恵との不倫が発覚。写真週刊誌に密会をスクープされ、一躍時の人となった際の「迷言」だ。ゴルフ大会中、リポーターに不倫関係について問い詰められた石田はこう語っている。
「忍ぶ恋とか思っているだけの恋とかそういう話があったっていいじゃないですか? なんでその一つの範疇に、常識とか価値観、それだけ以外は糾弾されなくちゃいけない? それは僕にはわからない。今までに文化を作ったいい音楽やいい文学はそういう事からも出来ているし、それは人それぞれが勝手で、小説が素晴らしければ褒め讃えられて、その人の行為は唾棄すべきものだ、と僕は思わない。人それぞれ人生あるから」
平たく言うと、「忍ぶ恋から生まれる文化もあるし、その文化を体現する人もいるんじゃない?」ってことだろうか。
それが要約されて「不倫は文化」と言ったことになった、実際は「不倫は文化」とは言っていない、と近頃のバラエティ番組で本人は語っている。