90s

「死刑台に上がるみたいな気分だった」高田延彦vsヒクソン・グレイシーを振り返る

日本の総合格闘技人気の原点!


5分12ラウンド制のこの試合、1ラウンド4分47秒、高田はヒクソンに腕ひしぎ逆十字固めで完敗を喫した。理詰めで攻めていく「いつもと同じ」ヒクソンに対して、付け焼刃の柔術対策で防戦する「いつもと違う」高田。
「幻想にのまれていた」
このコメントが物語るよう、試合前から結果は明白だった。

この時点でのタイトルの「1」は「唯一の、1番の」という意味を示しており、一度きりのイベントかと思われた『PRIDE1』だったが、この大会の成功により、『PRIDE2』『PRIDE3』とナンバーを重ねてシリーズ化、翌98年の同じく10月11日東京ドーム、『PRIDE4』にて再戦が行われている。善戦むなしく、またも腕ひしぎ逆十字固めで高田は敗れた。
その2度の敗戦に厳しい声も多かったが、高田でなければ東京ドームでのイベントは成功せず、世間も注目しなかったはずだ。また、最強幻想を崩さなかったヒクソンもあっぱれである。
この二人の偉大なファイターがいたから『PRIDE』が誕生し、そこから日本における総合格闘技人気のブレイクに繋がったのは間違いないと言えよう。

「世界最高峰の舞台」とまで評された『PRIDE』やその後継団体『DREAM』、『戦極』も活動停止するなど、一度は消えかけた日本における総合格闘技の火だが、再び勢いよく燃え上がろうとしている。
今年の大晦日には『RIZIN』として大型格闘技イベントが復活するのだ。会場はさいたまスーパーアリーナで、フジテレビ系の地上波中継も決定。高田は『PRIDE』に引き続き統括本部長を務め、ヒクソンの息子の参戦も決定している。あれから18年、大きく様変わりした格闘技界において、あの頃の熱狂を生み出すことができるだろうか?
『PRIDE1』のためにCSアンテナを自ら取り付け、『PRIDE4』は会場生観戦している筆者にもあの頃の興奮を思い出させてくれるだろうか? 『紅白』や『ガキ使』に浮気せずに『RIZIN』を見続けたくなるだけのパワーを期待したい。
(バーグマン田形)
「PRIDE.1~1997.10.11 東京ドーム~ [VHS]」

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