
いたずらが過ぎて勝村(成宮寛貴)から「しゃべるな!」といわれた山猫は、ドラマ開始から10分たっても20分たってもしゃべらない。言いたいことはフリップとタブレットの音声で伝えた。静かなはずなのに存在がうるさい山猫。
山猫のせいにして悪事を働いていたのは…「怪盗山猫5話」
チーム山猫の里佳子(大塚寧々)の元婚約者、雑誌編集者の今井が殺された。表情はかたくなっていたけれど涙を見せることはなかった里佳子。今井の残した雑誌の最終号に託されたメッセージを知って、事件の手がかりを探った。
警察内で部下の森田刑事(利重剛)たちが、覚せい剤の横流しをしていることを知った霧島さくら(菜々緒)の父・霧島刑事は悩んだ末に告発を決意する。
そこで今井が作る正義感あふれる雑誌に情報を与えたが、霧島刑事は殉職を装って殺されてしまう。正義は勝てないのか。
スクープを手にしたはずの今井も、出版社の赤字を埋めるために「バラされたくなければ金をよこせ」と森田刑事たちを長いことゆすっていた。赤字で金に目がくらんでしまった今井。なにをやっているんだ……。
山猫は警察内の隠蔽工作に利用されて犯人に仕立て上げられるが、相手が悪い。関本刑事(佐々木蔵之介)はチーム山猫の一員。おかげで安心して見ていられた。