90s

"人間宣言"できた2010年代の小室哲哉 「宇多田ヒカルが僕を終わらせた」

3月10日にキーボードプレイヤーのキース・エマーソンが死去した。「対談の予定もあったんだよ。残念です」と追悼コメントを出したのは、小室哲哉だ。
そう。実は、かつての小室はロック少年だったのだ。数台のキーボードがプレイヤーの周りをぐるりと囲むあのステージも、キース・エマーソンからの影響。給食の時間にゲリラ的にT-REXの曲をかけてしまった中学校の後輩・浦沢直樹と親交が深いのも当然で、まさに70年代ロック黄金期の音楽を一身に受けて育ったミュージシャンなのである。

これ、周知の事実・経歴のような気がしないでもないが、小室全盛期と言われる90年代には、こうしたバックボーンが彼からは全く見えなかった。ダンスミュージックを発信していたからというのも理由の一つだが、それ以上に小室哲哉はモンスター過ぎた。プライバシーが透けて見えず、ヒットメイカーとしての顔しか見ることができなかったのだ。
「CMのタイアップが決まっていて、15秒とか30秒の枠にたまたま作っていたものがハマると、“あ、これはいけるかも”と思ったりはしますね。そう感じたのは今まで10曲くらいですけど」(「Sound&Recording」2011年10月号)
しかし、ブームは去り、遂には「5億円詐欺事件」で逮捕されてしまう。

その後、音楽業界に復帰して地道に活動を続ける小室。私感だが、現在の彼の好感度は当時のそれより遥かに高い気がする。90年代、タイアップを連発しつつ「売らんかな」の姿勢がこれみよがしだった時代より偏見なく見守れるし、フォロワーもあの頃より随分リスペクトを表明しやすい状況になったと思う。今なら言えるが、私もTMネットワークが大好きだった。

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