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パリに進出した一風堂、現地で直面した数々の難題とは?

――フランスでは工事の遅れも日常茶飯事ですが。
そうですね。ただデザインを渡して「やってくれ」というだけでなく、「なぜ我々がこういうデザインにしたいのか」をきっちり説明しないと、工事業者は理解してくれません。最初は「できる」と言っていたのに、工事が進んでから「できない」と言われることも頻繁にありました。時間や納期が守られることも少ないです。内装の解体工事をしたところ、建物が古いため建物全体を支える柱が腐りかけていたこともありました。ありとあらゆる問題に直面したと思います。

パリに進出した一風堂、現地で直面した数々の難題とは?
サンジェルマン店の店内


――工事が遅れた結果、先に開くはずだった1号店より先に2号店がオープンしました。フランスで「遅れ」は避けられないのでしょうか。
いえ、やり方はあると思います。1号店の苦い経験があったため、2号店ではその教訓を生かせました。結果、1号店では9カ月に伸びた遅れを、2号店は3カ月間に縮め、2号店を先に開けることができました。

麺は残してもスープは飲み干すフランス人


――ラーメンの食べ方に日仏の違いはありますか? 
フランス人からすると、ラーメンはスープ料理というカテゴリーに入るようです。麺は残してもスープはきれいに飲み干す人もよく見かけます。日本と逆ですね。ラーメンのしょっぱさや脂っこさは特に気にならないようです。

――日本の味を再現するため、材料は日本から取り寄せたものを使っているのでしょうか? 
日本でしか製造されていないものは日本から持ってきますが、ほとんどは現地食材を使っています。日本とは生産環境が異なるため、そこから生まれる味の違いはもちろんあります。しかし一風堂としての味の枠に収まるように仕上げています。じつは日本国内の店舗も味は均一ではなく、各地域で少しずつ変えているんですよ。...続きを読む

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