冨樫義博作『HUNTER×HUNTER』。今回もヒソカVSクロロのデスマッチは継続中(in 天空闘技場)。
これまで劣勢だったヒソカがクロロにクリーンヒット(人間を模した人形の生首)を浴びせ互角、と思った矢先、再びクロロに出し抜かれてしまう。『携帯する他人の運命(ブラックボイス)』のアンテナを握りつぶし、ヒソカらしからぬ真剣な表情を浮かべていた。
「HUNTER×HUNTER」ヒソカは何故ズキュウウゥゥンするのか
クロロは幻影旅団の団長。ヒソカはクロロと戦いたいがために偽装入団していたことがある。

前回の連載で4度目となる股間の盛り上がりを見せたヒソカ


1.「そんな目で見つめるなよ 興奮しちゃうじゃないか…(はぁと)」ズギュ~ン
天空闘技場でゴンのまっすぐな眼差しに発情。

2.「ああ………(はぁと)」ズキンズキン「やっぱりいいよ あなたは (はぁと)」ズキィィン
クロロの推理力に発情。改めて戦いたいと実感してしまう。

3,グ…「ボクの見込んだ通り……」グググ・・「キミ達はどんどん美味しく実る……(はぁと)」
久しぶりに再会したゴンとキルアの成長ぶりに感動。裸だったのにも関わらず、股間を大きくしてしまう。


4,「素晴らしい…(はぁと)」ズキュウウゥゥン
前回の連載で死角から飛び出してきたクロロに後頭部を殴られ、ビキビキいっていたヒソカ。恍惚とした表情で四肢を緩ませ、股間をヒートアップさせていた。作中で4度目の『勃ち』である。

いずれも対象者との戦いに思いをはせての欲情である。

「果実がおいしく実るまで…(はぁと)」ぞくぞくぞく~~~~~


「くっく…たった数日で みちがえるほど成長する… だがまだまだ」
「しかし青い果実ってのは どうしてああも美味しそうなんだろうねェ…(はぁと)」
殺しがいのある実力に育つまで成長を期待している相手を「青い果実」と表現することが多いヒソカ。「早く戦いたいけど、我慢すればするほどどんどん強くなっていく」という事実を認識することで自身の欲求をさらに高めている。
悶えるようにゾクゾクしてしまう。
数少ない友人の一人、イルミは無表情でその姿を見ていた。また、初対面にして全裸のヒソカが股間を大きくしているのを目の当たりにしたゴレイヌは「何なんだこの変態ヤロー」と困惑していた。


クロロとの闘いを対決と書いてデートと読んだことがあるヒソカ。今回のデスマッチでは「戦(バトル)は舞(ダンス)…! 息を合わせないとね…♪」と言っていた。
ダンスは元来、求愛行為の意味合いがあったという説もある(諸説あり)。
ヒソカにとっての死闘はデートでもあり、ダンスでもあり、男女間で行われる『ボディコミュニケーション』に近いものなんじゃないか。
(山川悠)