今年に入り、世間を騒がせた感もある木村拓哉ことキムタク。人気が落ちてしまうのではという声も聞かれるが、2000年前後は主演ドラマは間違いなく高視聴率を記録する、文句なしの大スターであった。


そんなカリスマ的人気を得ていたキムタクが2002年に、明石家さんまなどと共演したフジテレビ系月9ドラマ「空から降る一億の星」。
キムタクとさんまが共演するということでも大きな話題を呼んだが、深津絵里や柴咲コウなど脇を固める役者が豪華だったことも印象的である。そしてこのドラマは当時、癒し系グラドルとして人気だった井川遥のドラマ初出演でもあった。

井川遥中心のスケジュールにキムタク激怒?


しかし、「空から降る一億の星」の撮影時にこの井川遥とキムタクとの間でトラブルがあったことが噂されている。
週刊誌の報道によると、当時大人気だった井川は分刻みのスケジュールであり、撮影日程も井川に合わせて組まれたらしい。そのため、キムタクと井川の共演シーンが早朝に撮影されたことで、キムタクが激怒。それ以来、井川とキムタクは共演NGになったというのだ。


その後の井川遥


井川はその後グラビアを卒業し、映画やドラマを中心に芸能活動をしていくようになる。しかし、「空から降る一億の星」でも演技力が酷評されたように、お世辞にも演技は上手とは言えなかった。
その影響もあってか、グラビア露出減少とともに、人気も落ちていった感もある。

しかし結婚、出産を経験し、女優復帰後の井川遥は知名度が高い「サントリーウイスキー角瓶」のCMや昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」に出演したりと、活動の幅を広げている。

「空から降る一億の星」は平均視聴率が22.6%と悪くない視聴率であったものの、キムタクの他の人気ドラマと比べると印象に薄い。しかし、このドラマがきっかけとなり、キムタクとさんまは今でも交流を続けて「さんタク」などで何度も共演している。

今後、当時とは違う魅力を持った井川遥とキムタクの共演も見たいものである。