90s

「紅白歌合戦」と「電波少年」の激しいバトルを振り返る!

「紅白歌合戦」と「電波少年」の激しいバトルを振り返る!
アポなし企画で一時代を築いた「電波少年」(※写真はイメージです)
10月に入り年度末に放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の噂が聞こえだすようになった。この番組は、初出場、連続出場、司会者の人選をはじめ話題にはこと欠かない。
なにより2016年は、年度末で解散を表明しているSMAPの出場に注目が集まる。

『NHK紅白歌合戦』は90年代、ある番組と熾烈な水面下のバトルを繰り広げていたことは今では遠い記憶となりつつある。それが『進め! 電波少年』(日本テレビ系)において行われていた「NHK紅白に出たい!」シリーズである。

無謀な企画に挑んだ松本明子


『進め!電波少年』は、事前のアポイントメント(取材許可)を取らずに、現場に乗り込んでカメラを回すゲリラ的なスタイルで人気を獲得していった90年代を代表するバラエティ番組である。

この無謀な企画に3年越しで挑んだのは番組司会を務める松本明子だ。彼女はもともとはアイドル歌手であり、紅白出場は自身の悲願でもあった。
当初は、フランスの作曲家ポール・モーリアのもとを訪ねて(もちろんアポなし企画)作曲してもらった「ネコなんだもん」をひっさげ、正攻法で歌手としての出場を試みる。NHKに押しかけて、直接歌を披露する猛アピールを行うも、当然ながら成功にはつながらなかった。

紅白にアポなし出演した松本


その2年後、1994年の『第45回NHK紅白歌合戦』では正攻法がダメならゲリラでと、松本は合唱団に混ざりこみ、潜入に成功する。合唱団は何十人もいるうえ、当時は警備もそれほど厳しくなかったのかもしれない。まんまと侵入し、テレビに映り込んだ松本。手には「紅白もらった」とのぼりを掲げていた。
もちろん、この企画はNHKにはアポなしで行ったものであり、後日、日本テレビはNHKから大変なお叱りを受けることになったという。

現在では紅白の視聴率は落ち込みつつあるが、当時は常時50%を超えるお化け番組であった。その本家本元に潜入し、ゲリラ戦をしかけた日本テレビ『進め! 電波少年』の野心は注目に値するだろう。
(下地直輝)

※イメージ画像はamazonより電波少年 BEST OF BEST 雷波もね! [DVD]

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