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ラブコメであり戦争・ゾンビものでもある「高慢と偏見とゾンビ」の面白さ

 原作ファンとしての不満は武術のところですね。「もっとカンフーしてよ!」ってとこですね。やっぱり、19世紀の英国の貴族がラブロマンスやりながら、その合間合間で、日常化したゾンビとカンフーで戦っているというのが面白いので、もっと、『マトリックス』ぐらいにはカンフーをやってほしかった。

飯田 バー・スティーズにしては相当がんばってアクション撮ったのでは? 基本、青春映画とかハデなアクションない作品を撮ってきた監督じゃないですか。あ、でも学園ものでバスケしたりダンスさせてはいたか……(『セブンティーン・アゲイン』)。

藤田 ちょっと、原作ファンとして文句を言うと、さらに、個人的には、ゾンビ方面に寄っている時間帯が、中後半で多いのが気になった。もう少し、ラブコメとか、貴族社会的なものの中のミスマッチ感を出して欲しかったけれども、「ゾンビとの共存可能性」みたいな結構世界の命運を握る感じに映画がシフトしちゃって、ラブコメ要素と貴族要素が減ったのが、物足りなかった。多分、原作になかった設定が映画版ではいくつか入ってきて、大袈裟になってしまった。そこは違う感じがした。もっと、日常の中に普通にゾンビがいる状態で社会が発展したらどうなるのかというシミュレーションの要素を強調してくれた方が面白かったかな。
 ラブロマンスパートも、エリザベスもさ、「本当は心の底では好きなんだけど、自分の本当の気持ちに気づけない」みたいなさ、心の揺れを、もうちょっと表情とかでうまく演じて欲しかったなぁ。あの二人の、心の中と、それを抑えて振る舞っている外観とのズレを観客にもっと伝えないと、ラブロマンスの成立の感動が薄れるし、ゾンビとの対比が弱まっちゃうよ!...続きを読む

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