年末の定番歌番組、NHK紅白歌合戦の出場者が11月24日、公式サイト上で発表されました。
30年連続出場中だった和田アキ子さんが落選したり、2016年いっぱいで解散を発表しているSMAPが出場しなかったりと、出場者のチョイスには方々から疑問の声が上がっています。
もちろん多くの世代が楽しむ番組ですから、全員の合意が得られる出場者を決めるのは無理な話。しかし今回の出場者の選び方には、NHK側のチャレンジ精神がやや見えるのではないでしょうか。

民放と変わらない安っぽさ?


今回出場者が発表され、ネットの掲示板では「民放歌番組のような無難すぎるチョイス」「なんだか紅白歌合戦も安っぽくなったな」と、ネガティブな意見が多いようです。
その声が生まれた原因は、民放歌番組常連のグループが多数出演することと、それに比例するように例年出場していた大物歌手が落選したことにありそうです。
NHK側は今回の選定について「今年の活躍が顕著であったこと」「世論の支持」「番組の企画、演出に合致していること」の3点を基準に選考したと発表しました。今年の活躍と世論の支持を考えてしまうと、どうしてもイマドキの歌手ばかりが選ばれ、歴史ある歌番組感は薄れてしまうのかもしれません。

全世代向けは吉と出るか凶と出るか


今回の出場者が決まったとき、筆者は全世代向けかつ新鮮さを狙ってきたな。とはっきり感じました。
それはAKBグループやジャニーズ系のアーティストなど、世代問わず知名度の高いグループの出場が例年よりも多いこと、宇多田ヒカルさんやTHE YELLOW MONKY、PUFFYのお二人など長年アーティストとして確固たる地位を築いているけど、出場経験のなかった人の出場。この2路線を強化してきたことに起因します。