
現役の電気工事士が自慢の作業着で登場
全日本電気工事業工業組合連合会 全国青年部協議会による「第2回全日電工連全国青年部会員大会」が開催されました。その中で「電気工事業界の魅力発信!電気工事作業着ファッションショー!!」が行われ、自慢の作業着を着た現役の工事士さんたちがランウェイを歩きました。





登場した作業着は多種多様。光沢があるもの、カラフルなもの、上下色違いなど、これまでのイメージを覆すものも多いです。




来たれ!女性電気工事士
今回のファッションショー開催の目的の一つが、若手技術者や新卒者に「電気工事士はかっこいい」というイメージを持ってもらうこと。さらに作業着のイメージを変えることで、女性にも積極的に業界に入ってもらいたい!という狙いがあるそう。そこで、作業着メーカーからおしゃれな作業着が披露されました。女性モデルはプロの方です。





ショーは大盛り上がりで大成功!
実際にランウェイを歩いた人に話を聞いてみました。
「緊張したけど歓声を聞いてテンションが上がったね。もっと黄色い歓声だといいんだけど(笑)」
「シラケちゃったら恥ずかしいなと思ってたけど、みんな喜んでくれたから、こちらもノリノリでした」
みなさん素敵な笑顔でした。



数少ない女性参加者は「現場で他の会社の作業着を見て『あれいいな』とか思うんですよ。今回こういう形で、いろんな作業着を見ることができて楽しかったです」「光沢のある素材やデニムに見える素材が気になりました」「キレイな色の作業着はちょっと着てみたい」と話してくれました。


全日電工連全国青年部協議会の植草宏介会長は、以下のように狙いを説明します。
「電気工事士は仕事中のほとんどを作業着で過ごしてるんです。だからもう少し作業着に気を使ってもいい。これを機に作業着への考え方を変えて、若い人や女性にアピールしていくきっかけになればいいと思います」

通常の会合ではスーツを着て集まるとのこと。しかし、今回は約600人の参加者が普段着ている作業着姿で集まったことで、親睦もいつも以上に深まったそう。業界初という作業着ファッションショーは大成功でした。









(前田郁/イベニア)