当時胸キュンした乙女たちに送るコラボイベント「250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE」が3月31日まで東京スカイツリー(東京都墨田区)で開催されています。

当時りぼんっ子だった筆者も、早速行ってきました!
空の上で胸キュンできる“空キュン”イベント
りぼん創刊60周年を記念して開催されているこのイベント。
高い場所に上っての“ワクワク”“ドキドキ”する感覚と、当時の気持ちを思い出し“ワクワク”“キュンキュン”“ドキドキ”する感覚を、同時に体験することができる“空キュン”イベントです。
まずは天望シャトル(エレベーター)に乗り、上空へ。天望シャトル内は当時の人気作品の“恋のはじまり”を感じさせる名シーンで彩られています。

当時を思い出しドキドキしながら地上445mへ到着すると、懐かしい40周年記念号の表紙と、イベントのために作られたオリジナル表紙のフォトスポットが出迎えてくれます。表紙や背表紙も凝っており、細部まで楽しむことができます!


そして、天望回廊の壁ぞいには様々な胸キュンシーンがずらり。窓側には『恋する望遠鏡』があり、中を覗くと誰もが胸をときめかせた「名キスシーン」を見ることができます! まさに空キュン。



空の上のキスシーンを見ることができます。これはドキドキしちゃいますね。
望遠鏡では『姫ちゃんのリボン』のほか、『天使なんかじゃない』、『ママレード・ボーイ』のキスシーンも覗き見することができます。
天望回廊にはARスポットもあり、『姫ちゃんのリボン』の姫ちゃんや、『ご近所物語』の実果子、『ときめきトゥナイト』の蘭世の髪型に変えることができます。ヒロインになりきれますね。

さらに同ARアプリを使えば、りぼん作品のイケメンたちが、胸キュンなセリフを自分だけにつぶやいてくれているような2ショットも撮影可能。こちらは451.2メートルの最高到達点「ソラカラポイント」にある、その名も「イケメン☆カーニバル」という企画。

「なりきり! フォトスポット」では、憧れの彼と一緒に単行本の表紙を飾ることもできますよ。表紙は『グッドモーニング・コール』、『こどものおもちゃ』、『赤ずきんチャチャ』の3種類。物語のヒロインになった気分です。



さらに『有閑倶楽部』の一員になれるフォトスポットもありました!

これ持ってたー! 身もだえるほど懐かしい表紙や付録が!
胸キュンだけではなく、りぼんの歴史を堪能できるのも本イベントのオススメポイントです。
「りぼんライブラリー」では60年分の歴代の表紙がずらっと並べられており、人物写真が中心だった初期、原色が印象的な80年代~90年代全盛期、そして、淡い色彩の絵柄が多い現代など、表紙によって時代の変遷を楽しむことができます。

歴代の付録や、応募者全員サービスが展示される『ふろくヒストリー』も、全盛期のりぼんっ子たちには懐かしいものばかりです。


カフェコラボメニューも!
空キュンを堪能した後は、東京の街並みを眺めつつカフェで一休み。天望デッキフロア340のSKYTREE CAFEでは懐かしのシーンが描かれたプレートで、コラボメニューを食べることができます。

『ママレード・ボーイ』とコラボした「チキン・ママレード・サンドイッチ」(1200円)。ママレードジャム、チーズ、ハーブチキン、レタス、キャロットラペを挟んだ、ヘルシーサンドイッチは、甘いマスクの“ママレード・ボーイ”遊を思い出す、甘味と塩味の絶妙なバランス?

『姫ちゃんのリボン』とコラボした「ポコ太の大好きドーナツプレート」(950円)。作品に登場するキャラクター、ポコ太の大好きなドーナツに、姫ちゃんのトレードマークのりぼんを付けたメニュー。思わず「かわいい」と声がでてしまいます。

『天使なんかじゃない』とコラボした「晃と翠のマーブルチョコパフェ」(950円)。

『ときめきトゥナイト』とコラボした「蘭世のバンパイアティー」(750円)。吸血鬼と狼女の間に生まれ、かみついたものに変身する蘭世をイメージした、赤いローズヒップティー。ブルーベリー、ストロベリー、ミントが入っており当時の甘酸っぱさがよみがえります。

メニューもカワイイのですが、スクウェア型の名シーンを描いたプレートがとってもキュート。ぜひ欲しかったのですが、各種限定で発売されたものの、イベント開催2日目に完売してしまったそう。

そのほか、胸キュンセリフが堪能できるスタンプラリー「あこがれのカレと空キュンデートラリー」など、さまざまな仕掛けが満載。250万乙女の一人だった筆者も、十分満足することができました。


ちなみに、イベントの名前になっている“250万”という数字、なんの数字かお分かりになりますか? 実はこの数は80年代~90年代の『りぼん』最盛期に一回に印刷されていた冊数なのです! 250万人もの乙女たちをキュンキュンさせていた『りぼん』の魅力をたっぷり味わえますよ。
東京の景色や富士山を眺めながらの、空キュン体験はなんとも贅沢。筆者は昼に行きましたが、夜景と共に楽しんでもロマンチックかもしれませんね。



(舟崎泉美/イベニア)