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西本聖「わずか4勝で放出も、翌年20勝を挙げた反骨のベテラン投手」【プロ野球世紀末ブルース】

そのために若手投手を引っ張れる実績のある捕手を必要とし、投手コーチと度々衝突していた32歳のベテラン西本が放出されたというわけだ。

江川へのディスりも…過激だった告白本


この移籍の際に、反骨の男・西本は前代未聞の『さらば巨人軍』という過激な告白本を出版している。初版発行は89年5月18日。つまり新天地での開幕直後に発売された1冊は、5月25日には6刷とかなり売れまくっていたらしい。

28年前の本なので正直に感想を書くと、よく西本はこれで出版OKしたなという巨人を挑発しまくりの言葉の数々。「オサラバ巨人、よくきた中日」「巨人選手、3日やったらやめられない」「これが巨人殺しの投球だ!」と編集者とゴーストライターの悪ノリというより暴走に近い内容に仕上がっている。

とにかく異端の存在だった西本。チームでも孤立しがちで、81年の沢村賞獲得時に祝福してくれたチームメイトは、同期の定岡正二ただひとりだったという。さらに、巨人が仲良しグループになった原因は江川さんにあると長年のライバルをディスり、対照的に自分と同じく一匹狼タイプの若き桑田真澄を称賛。
ちなみに長嶋派と思われがちな西本だが、実は王貞治の大ファンで、本人から直接貰ったバットやグローブを大切に家宝として保管する意外な一面もカミングアウトしてみせる。

衝突を繰り返した故・皆川睦雄氏と西本聖


恐らく、この本で最も言いたかったのは事あるごとに衝突を繰り返した故・皆川睦雄投手コーチとの確執の真相だろう。...続きを読む

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「西本聖「わずか4勝で放出も、翌年20勝を挙げた反骨のベテラン投手」【プロ野球世紀末ブルース】」の みんなの反応 1
  • パンピンぼん 通報

    面白かった。子供の時はわからない裏話が多数! なるほどなと思いました。

    5
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