1985年に誕生し、デビューから30年経った今も変わらず、多くの人に愛され続けている。

歴代ファミリーやグッズも展示!
世界の人形の展示され、人形の歴史に関する資料などが置いてある『横浜人形の家』。その企画展として開催された『シルバニアファミリー展』。
3階の企画展示室が第1会場となっており、会場前では2007年に発売されたショコラウサギの女の子と、新シリーズのショコラウサギのお姉さんが出迎えてくれる。

世界でも発売されているシルバニアファミリーについての紹介や、四季をテーマにした展示、シルバニアファミリーにまつわるアイテムなどが所狭しと並べられている。


世界55か国で愛され続けているシルバニアファミリーは、国によっても特徴がある。日本版は右ハンドルのオープンカーだが、アメリカ版では左ハンドルだ。

さらに日本版は持ち主が命名するため、各人形に共通の名前はない。しかし、海外版では、はじめから名前がついている。ショコラウサギの女の子も、UKでは“Freya(フレヤ)”、アメリカでは“Belle(ベル)”と呼ばれ、かわいがられている。
また、レアアイテムも見どころの一つだ。ジグソーパズルや横浜限定『しあわせウサギファミリー』、アニバーサリー雑誌など、普段なかなか目にすることはできないアイテムが展示されていた。


これまで発売されたファミリーや、過去のグッズを見ることもできる。


4メートルを超える巨大ジオラマ
「シルバニアファミリー展」一番の見どころは、なんといっても展示室の真ん中に位置する4メートルの巨大ジオラマだ。
シルバニア村を一望できる作りのジオラマは、動物たちが家でくつろぐ姿や、ビーチでバカンスを満喫する姿、お店屋で買い物する姿など、細部まで精巧につくられている。



ジオラマの奥には、4月15日に発売される新シリーズ『シルバニアファミリータウンシリーズ』の展示も。新シリーズは、ちょっぴり大人のテイストとなっており、エレガントなデザインの街並みが楽しめる。ドレスデザイナーとなったショコラウサギのお姉さんも登場。子どもだけでなく、大人も部屋に飾りたくなるような洗練されたシリーズだ。

第1会場には、大きなシルバニアファミリーの仲間たちと一緒に撮影ができるコーナーや、正解するとオリジナルステッカーがもらえるクイズなどもあった。内容は盛りだくさん。何時間いても飽きることなくシルバニアファミリーを満喫できる。


部屋まるごと! 大型プレイルームに大人も夢中
2階の第2展示室には、1部屋まるごと使った111平方メートルの大型プレイルームもある。たくさんのおうちや人形は、どれも自由に遊ぶことができる。スタッフの方に聞いたところ、子どもだけでなく大人でも遊ぶ人が多いそう。
これだけたくさんのアイテムが使い放題なので、部屋をカスタマイズしたり、自分好みの街を作ったり、子供の頃に遊んだことのある女性ならば、ついついさわりたくなる魅力がある。

また、このプレイルームでは、はずれなしの『シルバニアファミリーくじ』が用意されている。1等“金”は森のバレエ劇場ときらきらバレリーナセット、一番下の賞“白”でも全11種類の赤ちゃんハウスから一つを選べる。豪華な賞品が魅力的なくじは、訪れたならばぜひ試したいところ。


そのほか、日・祝に行われるショコラウサギちゃんのグリーティングも人気だ。シルバニアファミリーの中でもファンの多いショコラウサギに会えるということで、グリーティングの時間にはたくさんの人が訪れている。

どこを見てもシルバニアファミリー一色の『シルバニアファミリー展』。子どもの頃に遊んだ人は足を運んでみてはいかがだろうか。大人になった今でも思わず手を伸ばし遊びたくなってしまう、愛らしい魅力いっぱいの展示となっている。
(舟崎泉美/イベニア)
シルバニアファミリー展 わくわくミュージアム2017 in 横浜人形の家
<会場>
横浜人形の家3階 企画展示室(神奈川県横浜市中区山下町18)
<開催日時>
2017年3月11日(土)〜5月7日(日)9:30〜17:00(最終入館16:30)
<観覧料>
大人〈高校生以上〉300円(税込)・ 小人〈小・中学生〉150円(税込)
※別途入館料(大人400円/小人200円)が必要
<休館日>
毎週月曜休館(祝日の場合は翌平日 )