ゴールデンウィーク中、世間を賑わせたココリコ田中直樹の離婚報道。田中の元嫁といえば、女優の小日向しえ。
フジテレビのバラエティ番組『ココリコミラクルタイプ』で共演した2人は、2003年の6月に結婚。婚前交渉はもちろん、キスもせず、手さえつながなかったというプラトニックな「交際0日婚」は、メディアで話題になったものです。
それから10年以上「おしどり夫婦」として知られていた田中夫妻に、果たして何が起こったのか……。はっきりと離婚原因が明かされていないため、今後も注目を集めそうです。
さて、小日向との結婚の経緯を見ればわかるように、田中は決して人間関係に器用なタイプではありません。こんなエピソードがあります。
同期で親友の藤井隆とオフに遊ぶ際、2人はよくカフェで落ち合うのだとか。
互いの近況や仕事の愚痴などを語り合うのかといえば、違います。揃って店内の椅子に腰かけ、それぞれ一言も発せず小説を読み、時間がきたら「じゃ」と言って、別々の方向へ立ち去るのだそうです。
ここにロンブーの亮が加わり、3人で海外旅行へ行っても、現地でそれぞれ別行動をするというのだから、協調性がないにもほどがあるというものです。
そんな不器用な男・田中の純情が、坂下千里子に弄ばれた伝説のドッキリ企画が、今から16年前の『いきなり！黄金伝説』であったのをご存知でしょうか？
坂下千里子といえば、少し前にフジテレビ系の情報番組『ノンストップ！』で、「第1グループ出身の女」というテーマの討論会が開かれたときに、ゲスト出演していました。「第1グループ」とは、学生時代、派手で目立っていた人たちにより構成された集団のこと。
坂下は、そんなイケイケグループの中でも、特に凄まじい人気を誇っていたといいます。なんでも、サッカー部のマネージャー時代には部員全員から告白され、4股の噂まであったのだとか。
そんなスクールカーストの頂点に君臨していた千里子が、おそらく、学生時代は日陰者だったであろう田中に色仕掛けをして、その気にさせていく……。
その様は、ある人にとっては面白いバラエティのいち企画であり、ある人にとっては美しい疑似恋愛のドキュメンタリーであり、また、ある人にとってはリア充が非リア充をなぶる弱肉強食の戯画に見えたようで、当時黎明期にあったネット掲示板がかなり炎上していました。
2001年3月30日に放送された『史上最大のドッキリに引っかからない男』と名付けられたその企画は、千里子が田中好みの女になりきるべく、「田中大辞典」なる番組オリジナル教則本で、田中の趣味・嗜好を徹底的に調べ上げるところから始まります。
勉強のかいあって、好きな映画や結婚観の話をしたり、千里子が田中のために手作り弁当（田中の好きな具材を使用）を用意した際に、抜群の効果を発揮。田中としては、自分とあまりにも相性のいい千里子との会話が嬉しくてたまらなかったのでしょう。
共通点が見つかる度に「スゲーな」という感嘆の一言を連発します。
このように、番組のロケで一緒になったときやメールでのやり取りを通して、少しずつ距離を縮めていく2人。
ハイライトは、企画終盤に用意された「千里子が体調不良で入院する」というイベント。仕事の途中でお見舞いに駆け付けた田中は、千里子から「仕事を辞めようかと思っている」と相談を受けます。もちろん、嘘です。
それに対して田中は「俺がストッパーになってやる」と発言。このシーンをスタジオで見ていたレギュラーの榊原郁恵と松居直美が、ワイプでひたすら「いいわ～！」と恍惚の表情で叫び、遠藤に「うるさい！と注意されていました。
クライマックスを飾ったのは、映画の試写会に2人で参加した一幕。上映終了後、エンドロールが流れているときに千里子が「チリを、田中さんの彼女にしてください」と告白。
ここで観客はスタンディングオベーション。スクリーンに、これまで収録したドッキリの一部始終が映し出され、ようやく田中はドッキリの存在に気付くのです。
「最悪や！」と頭を抱える田中。直後に「付き合おうや」と逆告白するも、千里子からはあっさり拒絶されます。こうして、構想6ヶ月、実行期間3ヶ月という壮大過ぎたドッキリは、綺麗にオチがついて終了したのでした。
その後、2年余りで本当の幸せを掴んだものの、今では再び独身となった田中。46歳となった彼の今後が、幸多からんことを祈るばかりです。
（こじへい）
※イメージ画像はamazonよりリセット [DVD]
フジテレビのバラエティ番組『ココリコミラクルタイプ』で共演した2人は、2003年の6月に結婚。婚前交渉はもちろん、キスもせず、手さえつながなかったというプラトニックな「交際0日婚」は、メディアで話題になったものです。
それから10年以上「おしどり夫婦」として知られていた田中夫妻に、果たして何が起こったのか……。はっきりと離婚原因が明かされていないため、今後も注目を集めそうです。
さて、小日向との結婚の経緯を見ればわかるように、田中は決して人間関係に器用なタイプではありません。こんなエピソードがあります。
藤井隆との衝撃エピソード
同期で親友の藤井隆とオフに遊ぶ際、2人はよくカフェで落ち合うのだとか。
互いの近況や仕事の愚痴などを語り合うのかといえば、違います。揃って店内の椅子に腰かけ、それぞれ一言も発せず小説を読み、時間がきたら「じゃ」と言って、別々の方向へ立ち去るのだそうです。
ここにロンブーの亮が加わり、3人で海外旅行へ行っても、現地でそれぞれ別行動をするというのだから、協調性がないにもほどがあるというものです。
そんな不器用な男・田中の純情が、坂下千里子に弄ばれた伝説のドッキリ企画が、今から16年前の『いきなり！黄金伝説』であったのをご存知でしょうか？
坂下千里子がココリコ田中に猛アタック！
坂下千里子といえば、少し前にフジテレビ系の情報番組『ノンストップ！』で、「第1グループ出身の女」というテーマの討論会が開かれたときに、ゲスト出演していました。「第1グループ」とは、学生時代、派手で目立っていた人たちにより構成された集団のこと。
坂下は、そんなイケイケグループの中でも、特に凄まじい人気を誇っていたといいます。なんでも、サッカー部のマネージャー時代には部員全員から告白され、4股の噂まであったのだとか。
そんなスクールカーストの頂点に君臨していた千里子が、おそらく、学生時代は日陰者だったであろう田中に色仕掛けをして、その気にさせていく……。
その様は、ある人にとっては面白いバラエティのいち企画であり、ある人にとっては美しい疑似恋愛のドキュメンタリーであり、また、ある人にとってはリア充が非リア充をなぶる弱肉強食の戯画に見えたようで、当時黎明期にあったネット掲示板がかなり炎上していました。
千里子との会話で「スゲーな」と何度も言う田中
2001年3月30日に放送された『史上最大のドッキリに引っかからない男』と名付けられたその企画は、千里子が田中好みの女になりきるべく、「田中大辞典」なる番組オリジナル教則本で、田中の趣味・嗜好を徹底的に調べ上げるところから始まります。
勉強のかいあって、好きな映画や結婚観の話をしたり、千里子が田中のために手作り弁当（田中の好きな具材を使用）を用意した際に、抜群の効果を発揮。田中としては、自分とあまりにも相性のいい千里子との会話が嬉しくてたまらなかったのでしょう。
共通点が見つかる度に「スゲーな」という感嘆の一言を連発します。
「俺がストッパーになってやる」と励ます
このように、番組のロケで一緒になったときやメールでのやり取りを通して、少しずつ距離を縮めていく2人。
ハイライトは、企画終盤に用意された「千里子が体調不良で入院する」というイベント。仕事の途中でお見舞いに駆け付けた田中は、千里子から「仕事を辞めようかと思っている」と相談を受けます。もちろん、嘘です。
それに対して田中は「俺がストッパーになってやる」と発言。このシーンをスタジオで見ていたレギュラーの榊原郁恵と松居直美が、ワイプでひたすら「いいわ～！」と恍惚の表情で叫び、遠藤に「うるさい！と注意されていました。
ネタバラしの後に「付き合おうや」と言うも……
クライマックスを飾ったのは、映画の試写会に2人で参加した一幕。上映終了後、エンドロールが流れているときに千里子が「チリを、田中さんの彼女にしてください」と告白。
田中は「もちろんもちろん」とそれに応じます。
ここで観客はスタンディングオベーション。スクリーンに、これまで収録したドッキリの一部始終が映し出され、ようやく田中はドッキリの存在に気付くのです。
「最悪や！」と頭を抱える田中。直後に「付き合おうや」と逆告白するも、千里子からはあっさり拒絶されます。こうして、構想6ヶ月、実行期間3ヶ月という壮大過ぎたドッキリは、綺麗にオチがついて終了したのでした。
その後、2年余りで本当の幸せを掴んだものの、今では再び独身となった田中。46歳となった彼の今後が、幸多からんことを祈るばかりです。
（こじへい）
※イメージ画像はamazonよりリセット [DVD]
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