ようやく、今回のアルバムでブルボン小林が作詞を担当した「方舟の名はNoir」の話に。

この曲は、もともと「微笑み仏壇返し」というタイトルを予定していたという。まあまあ年齢のいった方なら想像が付くかと思うが、キャンディーズの「微笑みがえし」オマージュだ。
本家「微笑みがえし」がキャンディーズのそれまでのシングル曲を想起させる歌詞を散りばめていたように、「方舟の名は Noir」(微笑み仏壇返し)では、閣下がこれまでに作ってきた歌詞をイメージさせるワードが散りばめられているのだ。
しかし、アルバムリリース直後にTwitterやwebの各所で話題となっていたのが、「明らかに閣下の歌詞を引用しているっぽい場所なのに、『10月の虹』という言葉だけ、何の歌詞から引用したのか分からない」ということ。
コレには意外すぎる理由が隠されていた。
閣下 ここはEメールでやり取りしているときに、吾輩からも「『10月の虹』って何のことを言ってるの?」って送ったんだよね。
ブルボン 閣下が「!」(エクスクラメイション)名義で発表された『ASTRO DYNAMICS』というソロアルバムの表題曲の中で「october rainbow」と歌っていると思っていたんですけど……。
閣下 本当は「october rain feels…」と歌っているのを聞き間違えていたんだよね。「10月の虹」じゃなくて「10月の雨」!
閣下、「無冠の帝王」は98年9月のホールツアーの時にやったじゃないですか。「悪魔の黙示録」にも記録が残ってますよ。
……そうか。10年やってなかったら、やってない事になるか。そうかも。
10年以上前にやったイコールやってないのと同じっつーことよねん。 (⌒-⌒; )