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問題作だった野島伸司ドラマ『聖者の行進』 暴力演出でスポンサー降板

実在の知的障害者に対する暴行・強姦事件をモチーフしていた


健常者側の身勝手な動機で、障害者が傷つけられる事件というのは、一向に後を絶ちません。厚労省の調べによると、平成27年度に家庭・施設・職場で虐待を受けた障害者は3154人(前年度比451人増)に上り、そのうちの970人が、職場の雇用主・上司から虐待を受けていたのだとか(前年度比487人増)。
いずれも被害者の多くが、知的障碍者なのだそうです。

『聖者の行進』は、「水戸事件」という、実在の職場雇用主が行った知的障害者に対する暴行・強姦事件をモチーフにしたドラマでした。
ドラマの舞台は、知的障害者が働くパン工場。そこで奴隷のように虐げられる、純粋で心優しい知的障害者の青年・永遠(いしだ壱成)とその仲間たちが、さまざまな人の助けを受けながら、希望を見出していく物語となっています。

「暴力シーンを肯定できない」としてスポンサーが降板


酒井法子、広末涼子、安藤政信、いかりや長介など、豪華キャストによる共演が話題となった同作でしたが、引用元の事件が事件なだけに、目を背けたくなるようなシーンの連続でした。

中でも強烈だったのが、知的障碍者の一人・妙子(雛形あきこ)が、コスプレさせられた挙句に、レイプされるシーン。その他にも過激な暴力描写が相次いだために、視聴者からの批判が殺到。
ついには、スポンサーの三共(現・第一三共ヘルスケア)が「薬で暴力を肯定出来ない」の理由で、提供を降りる事態へと発展したのでした。
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