来る7月15日。
年間2000試合以上を観戦している小柳ルミ子
かねてより、熱心なサッカーフリークとして知られていた小柳。特にお気に入りのチームは、スペイン・リーガエスパニョーラの強豪・バルセロナで、シーズン中、ほぼ全試合をチェックしているといいます。
自身のブログでは、試合結果に対する所感を度々発信。これが、“ニワカ”を嫌うネットのサッカー通も認めざるを得ないほど、秀逸な内容になっているのです。
「エンリケ監督は、攻守時のフォーメーションを変える戦術を立てて来た。しかも、ボールの位置に依ってポゼッションも変化する。驚いた。」(3月2日。バルセロナがリーグ戦において、6‐1で大勝したのを受けて)
「サブのメンバーが薄く、彼を使わざるを得ない台所事情も分からない訳じゃないが、ジョルディ・アルバの方が良かったと私は思う。」(4月12日。チャンピオンズリーグでミスを繰り返したDFマティウに対して)
言葉の端々から玄人目線とバルサ愛、そして、ほとばしるサッカーへの情熱が感じられるというものです。7月15日。どんな名解説が飛び出すか、試合以上に期待が集まります。
さて、今やすっかりサッカー大好きキャラが浸透している小柳ですが、今から、17年ほど前は、船越英一郎と松居一代もびっくりの、驚きの泥沼離婚劇を繰り広げていたものです。
踊りながら料理をつくっていた二人
「自分を見失っていた」
タレントの大澄賢也は、昨年テレビ出演した際に、元妻・小柳との結婚をこのように表現していました。大澄によると、2人は仕事での共演をきっかけに交際をスタートさせ、付き合ってわずか11日でゴールインしたとのこと。
この時、小柳36歳・大澄23歳。実に13歳差にもなる年の差カップルでした。
小柳がヒット曲を何曲も持つ大物歌手であるのに対し、当時の大澄といえば無名のダンサー。きっとすぐ別れるだろう……という声さえあったものの、2人はながらく良好な関係を継続。
とりわけ印象的だったのが、そのまんま東(現:東国原英夫)とタレントの相原勇による深夜バラエティ『セイシュンの食卓』における夫婦共演。ここで小柳と大澄は、踊りながら料理するコーナーを担当し、大きな話題を呼んだものです。
慰謝料として1億円を要求?
そんな仲睦まじい二人にも、やがて別れのときは訪れます。
結婚12年目にあたる2000年、2人の離婚騒動が報じられたのです。原因は、大澄の浮気だったようで、これに小柳が激怒。離婚を受け入れる条件として、次のような二者択一を迫ったといいます。
(1)慰謝料として1億円を支払うこと
(2)以前のような無名のバックダンサーに戻ること
シングル『いい気になるなよ』で大澄賢也を口撃
小柳によると、この恐怖の2択をマスコミへ公表したのは、大澄の仕業だったのだとか。
小柳からしたら、浮気したにもかかわらずこちらが全面的に悪いかのような流れを作った大澄を、許せなかったに違いありません。
そこで騒動の最中、シングル『いい気になるなよ』をリリースし、得意の歌でこう口撃したのです。
♪あたしが流した 涙も知らず♪
♪やわな女と 住みついて♪
♪信じた自分が悲しいね♪
♪一緒に夢見た人だもの♪
♪ふがいない男でもほれていた♪
もちろん、作詞は小柳本人。なんとも愛憎が入り混じった歌詞ではありませんか。
結局、2人の仲はこじれたまま離婚成立。その際、賢也は「1億円を支払うこと」を選択したものの、未だ未払いとの説も出ているようですが、真相は果たして……。
(こじへい)