
若者から嫌われる「Facebookおじさん」とは?
若い女性の間で、煙たがられている「Facebookおじさん」をご存知だろうか。その正体は、「なぜその内容をFacebookに……?」と思われるような内容を投稿するおじさん。そして、投稿する内容は、“イケてるジムに行って筋トレやってますアピール”や“若い女性と食事してますアピール”、または、無差別的なタグ付けも当てはまるという。無差別的なタグ付けというのは、「今度は○○さんを誘って食べに行きたい」などというコメントと一緒に勝手にタグ付けされること。これらの“被害”はFacebookに限らず、Instagramやブログでも当てはまるという。今回はその対処法を提案してみたい。
SNS上の“イケてる”自慢に過剰反応するのは“イケてない”証拠
この件に関して言いたいことは2つある。
勝手にタグ付けされるのは困りものだが、第一に言いたいのは、SNS上での自慢なんてスルーしてしまえばいいということ。今回のテーマのようなオジサンの自慢以外にも、若者同士でもあるだろう。例えば、「スタバなう」と投稿されたラテの写真に、ちゃっかりルブタンのサイフが写り込んでいたなんてことも珍しくない。
こういった投稿にイラッとする気持ちもわからなくないが、だからといっていちいち目くじらを立てる必要はない。
イライラしたり反応してしまう人は、心に余裕がない状況であったり、ただ単に羨ましいと嫉妬してしまっている可能性が高い。逆に、あなたが幸せなときや、公私ともに充実した状態であれば、こんな自慢投稿を見ても何とも思わないだろう。むしろ「自慢の仕方が可愛らしいなぁ(笑)」と思える余裕すら生まれるはずだ。

Facebookおじさんを見つけたら“しめたもの”。積極的に絡め!
第二に、Facebookおじさんを見つけたらラッキーだと思ったほうがいい。というか、投稿が本当にウザいと思うならフォローや友達から外せばいい。
「いやいや、それができないんだよ!」そういった声が聞こえてきそうだ。では、こう考えてみるのはどうだろうか。SNSで否が応でもつながらないといけないおじさんは、上司か取引先のおじさんである可能性が高いはずだ。つまり、“営業や接待のビッグチャンス”ということだ。要は、投稿の内容を褒めてあげればいい。獲物は、褒めるべきポイントのヒント、というか答えをSNS上にこれでもか! というぐらい投稿しまくっている(笑)
例えば、筋トレに関する投稿なら、「ベンチプレス○○kgですか!? すごいですね!」、おしゃれなレストランなら「グルメな人ってカッコいいです!」とか「ぜひ連れて行ってください!」と適当にコメントしておけばいい。これが、会社や交渉の場であれば「社交辞令でしょ」とか「気に入られようとして必死だな」と思われる可能性が高い。
この手の年上男性を鬱陶しいと思う気持ちはわかる。だからといって、文句を言っているだけでは何も変わらない。割り切っておだてるなり、フォローを外せないならミュートにするなりすればいい。もちろん、俺は断然おだてる方をお勧めする。相手もハッピー、自分も営業成績や職場での評価が上がればハッピー、利用しない手はないだろう。
(Testosterone)